大人が履くべきイタリアのお洒落なデニムブランド特集

スーツを着てて会社にいるときはそれなりに様になっていても、週末のデートの際にカジュアルな洋服を着こなせず一気に女性の評価が下げてしまうのはもったいないです。そんな時は初心にかえって、カジュアルの基本である「デニム選び」から見直すと、着こなしをスムーズに組み立てられるのではないでしょうか。いまや一口にデニムと言ってもテイストは千差万別。それだけに万人に似合うデニムなんてモノは存在しないのかもしれません。大切なことはトレンドを理解したうえで自分らしい一本を選ぶこと。今回は簡単にお洒落に着こなせるイタリアのお洒落なデニムブランドをまとめてご紹介させていただきます。

 

RICHARD J. BROWN/リチャード・J・ブラウン


細部にまでこだわり抜いた100%メイドインイタリー

イタリアミラノより発信されるラグジュアリーなデニムブランド、「RICHARD J. BROWN」。2007年にデニムの生産に特化し、そのクオリティと生産能力の高さに定評のあるABOUT社より生まれたオリジナルブランドです。「イタリアンテーラー」をコンセプトに100%イタリアメイドに拘り、カッティング、縫製など全ての生産工程においてスペシャリストによる丁寧な仕事によってラグジュアリーデニムが生まれます。細かいディテールにまで拘りを持つジーンズは、最高級のイタリアンファブリックとジャパニーズファブリックの選択から始まり、パッチやボタン、リベットといったオールイタリア製仕様の豪華な逸品です。

 

JACOB COHEN/ヤコブコーエン


「テーラードジャケットに似合うジーンズ」

1985年にイタリア パドヴァで創業。「仕立てのよいテーラードジャケットに合わせるデニム」というコンセプトのもと、デニムでありながらスラックスのように丁寧かつ繊細に仕立てられているのが最大の魅力です。デニムをはじめ多岐にわたるコレクションは、日本製のデニム素材や上質なイタリア製のウールファブリックなどを使用してイタリアで生産されています。一番のポイントはテーラードの流儀にのっとり丁寧にアイロンがかけられたシーム。シワやたるみのないすっきりと仕上がりに作りの良さが出ています。そして、こだわりはデニムの重要なポイントである“リベット”にも。リベットやボタンは、イタリア国内のジュエリー職人に発注して作るというこだわりぶり。アンティーク調だったりゴールドだったりと、これもまたモデルによってデザインも違います。

 

PT05/ピーティーゼロチンクエ


「その美しいヒップラインは人を魅了する」

トリノにて50年以上も創業を続けるパンツメーカー「コーベル社」。そんな老舗が2008年、ディレクターにインコテックス、ボリオリなどで要職を務めたマリオ・ステファノ・マラン氏を迎えて新たにスタートしたブランド。“主役になるパンツを”というコンセプトのもと、蓄積した伝統技術に現代性を加えたプロダクトを展開しています。とりわけ美しいヒップラインと絶妙のギミックを併せ持つデニムは、イタリアのみならず世界中で大きな話題を呼んでいます。ちなみに「PT05/ピーティーゼロチンクエ」のPTは“パンタローネトリノ”(=トリノのパンツ)という語に由来。

 

SIVGLIA/シビリア


「圧倒的な履きやすさと抜群のシルエット」

2005年にイタリアのアンコーナで生まれた、比較的新しいブランドです。多くの有名ブランドのOEM生産を手がけており、その蓄積されたノウハウで多くの名作を生み出しています。ベースはクラシカルをテーマとして、その中でモダンなスタイルを注入するのがシビリアの得意技となっています。新しい生地や素材の研究にも熱心で、チャレンジ精神溢れる姿勢には高い評価が集まっています。シビリアのデニムといえばストレッチ素材でできている点にあると言っても過言ではありません。デニムパンツというと、頑丈で伸びないイメージがあるのですが、シビリアはそこにストレッチ要素を取り入れることで、履き心地の良さを出すことと細身でタイトなシルエットでも窮屈にならない様に配慮されています。

ENTRE AMIS/アントレアミ


「お直し不要。足長効果を期待できる九分丈デニム」

創業は2007年と比較的若いブランドですが、コレクションをPITTI UOMOにて発表すると瞬く間にイタリアで高い評価を獲得した実力派。アントレアミと言えば九分丈デニム。お直しをすることなく、最初から日本人に向けてぴったりのサイジングにしてくれているので、裾はもたつくこと無くスッキリとお使い頂けます。そして、随所に見られる色落ちや加工技術はアントレアミらしく非常に美しい仕上がりとなっており、色落ちの加工以外でデニム自体の装飾は極力省き、よりシンプルなディティールワークでデザイン性を追求しています。

C+/シープラス


パンツ専業ファクトリーが2012年秋にスタートさせた注目のニューブランド、C+(シープラス)。そのシルエットのよさに定評があります。 製品染め、プリントからデニム・ショーツまで幅広く展開しています。 より現代のスタイルにフィットした新たなもの作りがブランドコンセプトで、全ての製品は日々研究を重ね情熱と愛情を込めて丁寧に作られています。裾幅を細く設定する事でシープラスの強みであるモダンでシャープな佇まいを表現しています。密度に織られたツイル素材を使用し上品な印象をもたらしつつも、生地は製品洗いがかかっているため、表面には味わい深いアタリやスレが見られ、こなれ感のあるスタイリングには欠かせないアイテムです。生地はストレッチを含んでいる為、細いながらもストレスフリーな仕上がりです。

 

Care Label/ケアレーベル


デニムを中心とする「Care label(ケアレーベル)」のコレクションは、イタリアならではのスタイリッシュなシルエットだけでなく、はいたときの気持ち良さや使い勝手もしっかりと追求。加えて“紙”パッチやスレーキのプリント、素材や色出し加工といったギミックにも並々ならぬこだわりを持ち、スタイリングの主役にもなってくれるボトムスを展開しています。無骨なデニムをドレススタイルにも映えるようアップデイト、遊びゴコロでパーティーシーンにもうってつけの、こだわりデニムやスラックスなど、今後の展開に目が離せません。

TRAMAROSSA/トラマロッサ


1967年に創業されたイタリアンデニムの名門「TRAMAROSSA(トラマロッサ)」。ここはセルビッジデニムにこだわった生地選びとイタリアならではの仕立てのよさに定評があります。アイコンとなっていますハサミのマークは、ハンドメイドでサルトリアーレ(テーラリング)の技術を用いていることを意味しているんです。バックポケットには、ブランドのアイコンでありますハサミのマークが入ったリベットが配されていて、さり気ないアクセントに。レザーパッチを使うあたりも上品な印象です。エレガントにシャツやジャケットを合わせても絵になるし、いつものアメカジでもかなり差を出せる優秀な1本。このシルエット、ぜひともお試しいただきたい次第。

最後に・・・


いかがでしたでしょうか。まず足回りデニムを変えるだけで普段着ているジャケットやコートも数段かっこよく見えます。次に靴と足回りからお洒落を取り入れると簡単にお洒落な雰囲気を作りやすいですよ。是非ご参考にしてみてください。

RENATA DENIM

写真引用元

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