元々1950年代に登場したアメリカ軍のフライトジャケットの一種ですが、ファッションシーンにおいても避けては通れないアイテムの1つです。デザインも極めてシンプルな仕様になっており、タウンユースでも主張が強すぎず気軽に着る事が出来ます。今回は、MA-1(エムエーワン)の歴史や特徴をご紹介していきます。
MA-1(フライトジャケット)の歴史
前述した通りMA-1(エムエーワン)は、アメリカ軍用のフライトジャケットとして開発されました。多くの軍用機がプロペラ機からジェット機に移行していくに従って飛行高度が高くなり、フライトジャケットに着いた水分が氷結し乗組員の活動の妨げになっていました。そこで、今までの革製ではなく当時パラシュートなどで使用されていた高品質のナイロン製のフライトジャケットが考案されました。1950年代初頭に、元々あったB-15型フライトジャケットの後継として開発されたのが、MA-1型フライトジャケットです。
MA-1(フライトジャケット)の特徴
現在MA-1(エムエーワン)の名で一般的に親しまれているフライトジャケットですが、正式名称は「ジャケット・フライヤーズ・男性用インターメディエートタイプMA-1」です。1940年代後半に世界で初めて開発されてから現代まで、アメリカ空軍パイロットのためのジャケットとして、ミリタリーフライトジャケットの代表格として君臨しています。現在は、様々なデザイン・素材・カラーのMA-1が色々なブランドから販売されているが、オリジナルモデルは、軽量なナイロンを使用したセージグリーンカラーが特徴です。
「シンプルなデザイン」
「セージグリーンとブライトインディアンオレンジ」
「映画トップガンの影響」
MA-1(フライトジャケット)のオススメコーディネート
海外セレブの世界的ファッショニスタ、カニエ・ウエストの着こなしはワントーンでありながら、現代的なコーディネートへアップデートしています。インナーにパーカーを挟みやイージーブーストを履く事ででミリタリー過ぎない印象に。パンツも同じナイロンですが、色のトーンを合わせる事でバランスが取れています。デートの際はカジュアルなワントーンコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。