991(キューキューイチ)の歴史
991 (キューキューイチ)は、山形県・寒河江市で1932年に創業した紡績メーカー佐藤繊維の4代目現代表佐藤正樹氏が、「今までにない究極のものづくり」を目指して2016年より立ち上げたメンズニットブランドです。2015年4月には工場として使っていた石蔵を改造し、セレクトショップ「GEA(ギア)」をオープンした事でも有名でした。991の名前は、本拠地である山形県・寒河江市のZIP CODE(郵便番号)から由来しています。
991 (キューキューイチ)の特徴
ファッションの文脈の中で、受け継がれてきた洗練されたニットの文化・スタイルを踏襲し、“NEW CLASSIC”をコンセプトに、ベーシックなアイテムと最新のテクノロジーを融合させ新しさを表現。世界のラグジュアリーブランドから指名買いされ、愛されてきた背景を持ちながら、ニットの新たな歴史と文化を作り、日本から世界に向けて発信しています。
「素材への飽くなき探究心」
991 (キューキューイチ)は、オリジナルの糸づくりの為に、イギリスをはじめ、南米、南アフリカ、オーストラリア、チベットなど産地に足を運び、農場と直接取引し、英国羊毛と呼ばれる羊の中でも希少な品種の毛や最高級のカシミアなど、厳選した原料の収集に成功しています。天然原料のもつ個性を最大限に活かし、どこにもないオリジナルなもの、自分たちにしか作れないものを作ることで勝負する決意が、世界各国から求められるようになったのでしょう。
「世界に誇る技術者集団」
オリジナルの糸づくりから編み地の開発、従来のニットの分野では困難だった布帛のパターンを取り入れた立体的な型の設計、ディテールを追求した縫製など、これらのものづくりは、991のために集まった技術者集団“Gauge(ゲージ)”が担当しています。ニット製作のすべての工程において進取の気性に富むニットづくりに挑戦し、究極のニットを目指しています。
991 (キューキューイチ)の定番モデル
「RaYS(レイズ)」
ウールの最大の欠点でもある、水に濡れるとウールの機能が損なわれるという問題を、独自の加工技術を駆使し解消した素材です。有害物質を使用せずにウォッシャブルを実現させながらも、優れた体温調節機能など天然素材の機能を最大限に活かす技術が混紡されています。特にRaYSのスーパーファインメリノウールは、従来のウールよりも繊細で柔らかく抜群の着心地と言えます。
「ROSARIO」
オーストラリアメリノウールの持つ柔らかさとぬめり感、南米ウールの中でもとりわけふくらみが強く、スポンディッシュなチブー種を調合し仕上げた新たな価値観を持ったウールを使用しています。このウールで作られたニットウェアは型崩れしない強さを持ち、重厚感をもたらしながらも軽さが際立つ。更に、ニットの弱点である横伸びを克服するため、特殊編みの『SGリブ』を独自開発して強度を高め、身ごろや袖をそれぞれ成形編みで一枚に仕立て、ニットジャケットにもかかわらず立体感を出しています。
991 (キューキューイチ)の取扱店
BEAMS
ESTNATION
BARNEYS NEWYORK
UNITED ARROWS
guji
e.t.c…
※取扱はシーズンや店舗によって異なる場合がございます。