JOHNSTONS(ジョンストンズ)の歴史
JOHNSTONS(ジョンストンズ))は、1797年に創設されたスコットランド最古の生地メーカーです。1960年代よりニット製品も手がけるようになりましたがカシミアなどの高級繊維を主力として手がけています。メゾンブランドに生地を提供しており、過去にはエルメスのカシミア製品を手がけたこともあります。エルガンとホーイックに工場があり、約700人の従業員を擁し、糸の段階から製品までの工程を全て自社工場で行っています。
JOHNSTONS(ジョンストンズ)の特徴
ジョンストンズは、「最高のもののみが全て」というコンセプトに基づき、全ての工程に熟練の技術を投入し、信頼のおける品質を実現。200年以上を経た現在も工場に携わる750名もの熟練スタッフが全ての工程を担っています。原料の厳選、創業間もない頃から稼働するカーディング機やアザミ起毛といった伝統的な工程を残し、小ロット生産も迅速に対応すべく、新しい染色機や縦糸成型機の導入などの設備投資を行っています。絶え間ない努力によって、現在もクオリティと価格バランスの取れた商品の供給を実現させている素晴らしいブランドです。
「気品のある上質な生地」
生地メーカーが母体というだけあって、『ジョンストンズ』のアイテムは厳選した素材を採用しています。ビキューナ、エクストラファインメリノウール、ラムズウール、キャメルヘアーなども使用していますが、ブランドを象徴するストールに用いているのは自社紡績のカシミヤです。糸から製品までの全行程を自社工場で手がけているだけあって品質は高く、美しい発色も特徴。極上の触感が楽しめ、見た目の気品も高めてくれるカシミヤ製ストールはどれも、大人の男性に相応しい名作と言えます。
「ブランドを代表する“エステードツイード”」
氏族関係なく同じ地域で生活する人たちを特定する織柄が「エステードツイード」だ。「エステート」には、社会的身分の意味がある。スコットランドの自然に調和し、狩猟用としてカモフラージュできる配色が特徴。はじめはスコットランドの厳しい天候や、高地での生活に適した重厚感のある生地のみで製造されていた。一般向けに軽い生地で作られたのは1800年代後半頃からだ。ジョンストンズの高級カシミヤ素材もエステートツイードが起源になったものが多い。
JOHNSTONS(ジョンストンズ)を代表する柄
「スチュワートチェック」
スコットランドにて多くの王を排出したスチュワート家の象徴として存在する「スチュワートチェック」。多くの分家があるため、種類も豊富です。基本的に、ドレスよりの柄は地色を白、狩猟時は自然に溶け込む緑や青のチェックといった配色ごとで用途が分類されています。スチュワートチェック生地を作るときは糸を染色し、織りで柄を形成します。はじめは草木染めが主流だったが、現在は合成染料を用いたものが多いです。
「ブラックウォッチ」
スチュワートチェックと同じタータンチェックの派生だが、ブラックウォッチはスコットランドの軍隊名が由来だ。和訳すると「密かな見張り」という意味があり、1739年に軍警察に支給されていました。青と緑の深い色がベースに配色されています。当時英雄の柄として世界から注目されている。派手な配色になりがちなチェックもブラックウォッチならば自然に都会に溶け込むことでしょう。
JOHNSTONS(ジョンストンズ)の定番モデル
「ラムズウールマフラー」
ラムウールとは、生後5~7ヶ月前後までのメリノ種の仔羊から刈り取られる羊毛のことでウールよりも、さらに繊維が細いため光沢がありしなやか。保温性も高いという特徴があります。男女問わずに幅広い世代でハズさない冬の王道アイテム、”ラムズウールマフラー”。チクチクしない柔らかな肌触りとシンプルなディテールで扱いやすく、ご自分用はもちろん、クリスマスプレゼントやギフトにもおすすめです。
「大判ピュアカシミヤマフラー」
一般的にカシミヤの原毛は選別された状態で売買されますがジョンストンズは門外不出の選別技術を保持しており、今もなお原毛を購入している珍しい存在として知られています。滑らかな肌触りの上質なカシミヤ素材が、首元に温もりをプラス。両端にはフリンジ付きです。巻き方のアレンジが楽しめる、大きめのサイズも魅力。コーディネートに上品なアクセントを添えてくれるアイテムです。
JOHNSTONS(ジョンストンズ)の取扱店
BRITISH MADE(ブリティッシュメイド)
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)
nano Universe(ナノユニバース)
DRESSTERIOR(ドレステリア)
Bshop(ビショップ)
※取扱店はシーズンや店舗によって異なる場合がございます。