ファッション編集者が着こなしの参考にしたお洒落な映画10選

「映画の影響力」ってとても素晴らしいですよね。「ハリウッドスターや演じる俳優になりきったコーディネート」は映画が好きでファッションに興味があれば、一度は考えた事があるのではないでしょうか?紳士服デザイナーの中にも映画の衣装を参考に洋服を作ってる人って実はかなり多いんです。今回はファッションオタクである私の独断と偏見で特定のファッションスタイルや映画カテゴリにとらわれず、いろいろなジャンルの作品をご紹介します。自分に合ったファッションを見つけて、是非ご参考になれば幸いです。

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「華麗なるギャツビー」


私自身とても大事にしている言葉が「古きを温めて新しきを知る」”温故知新”です。特にファッションにおいてはとても重要なことだと認識しています。過去の人々が積み上げてきた洋服の歴史、特に男の象徴でもある”スーツ”は色あせない魅力が詰まっています。その歴史を現代に解釈し、それを新しいクラシックとして自分自身の着こなしとして昇華させることが私の洋服を着るうえでの一番の楽しみでもあります。今回ご紹介させていただく、「華麗なるギャツビー」は”スーツ”の着こなしがとても魅力な映画です。私自身、何回も見返し度々、インスピレーションをもらいました。昨今のクラシックブームもあり、今一度”着こなし”に特化して見ていただくととても面白いと思います。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「華麗なるギャツビー」

 

「Chinatown(チャイナタウン)」


「忘れろ、ジェイク、ここはチャイナタウンだ」とは、映画“チャイナタウン”に出てくるセリフで、イギリスの「ガーディアン」紙が選んだ映画史上最高の「ラストの名セリフ」のベスト10に入っています。最もこのセリフだけでは何のことやらさっぱり分かりませんが、映画の中で耳にするとグッと心に沁みること請け合いです。ハードボイルドならではのセリフ、そして登場人物のファッションも含めた雰囲気がたまらない大傑作です。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画【チャイナタウン】

 

「Annie Hall(アニーホール)」


ファッションの歴史を辿る上で欠かせないのは映画ですよね。ストーリーはもちろん当時のリアルなファッションを楽しめる映画は沢山ありますが、その中でも私が気に入っている映画をご紹介します。1977年に公開されたアメリカ映画「アニー・ホール」ウディ・アレン監督によるロマンスコメディです。当時、70年代後半のファッション界にも大きな影響を及ぼし、今も伝説として語り継がれています。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「アニーホール」

 

「KINGSMAN(キングスマン)


男ならスパイ映画にはいつも憧れてしまうもの。スパイ映画ならではの独特の緊張感は見ている私たちもハラハラ、ドキドキできて一種の高揚感さえ感じることが出来ます。そんなスパイ映画も様々な演出やストーリーがありますがこの「キングスマン」リアルなイギリス紳士の着こなしや立ち振る舞いを感じることが出来る映画です。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画【KINGSMAN/キングスマン】

 

「Eastern Promises(イースタン・プロミス)」


主演は、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に続けてクローネンバーグ監督とタッグを組むヴィゴ・モーテンセン、『キング・コング』のナオミ・ワッツ、『オーシャンズ13』のヴァンサン・カッセルほか。2作続けて同じ俳優を使うことが少ないクローネンバーグ監督が、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のヴィゴ・モーテンセンを起用するとは、余程、意気が合ったと見た。二人のツーカーぶりは、スクリーンに十分現れている。今作はロシアのマフィアをフォーカスした映画だがマフィアと言えば男であれば一度は憧れてしまう物。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「イースタン・プロミス(Eastern Promises)」

 

「Bullitt(ブリット)」


スティーブマックイーンは60年代から70年代にかけて大活躍したアメリカの映画史に残るスーパースターです。マックイーンが登場する映画の中で彼が着用していた衣類は、現在のヴィンテージ市場において逸品とされ高い評価人気を得ています。代表的な例が1965年に上映された”Baby the Rain Must Fall”でマックイーンが演じたヘンリー・トーマスの衣装です。マックィーンが演じる服装は当時では考え付かないほど型破りな物ばかりでした。服装を根底から覆した服装。正に革新的でした。そのセンスは驚嘆に値します。スティーブ・マックィーンは着こなし以外にも全てにおいて革新的な男であり、未だにこの男を超えた俳優はいないと言われているほどです。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「ブリット」

 

「le samourai(サムライ)」


仕事というものは一体なんなんだろうか。日々、同じ事が繰り返される毎日。今の日本に自分の仕事に誇りと覚悟を持っている人がどれだけいるのだろうか。今回ご紹介させていただく『le samourai(サムライ)』は男としてのあるべき姿、仕事とに向き合う姿勢と覚悟。そして男の着こなしとは何なのか。様々な角度から深く考えさせられる映画になっています。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「le samourai(サムライ)」

 

「Lords of Dogtown(ロードオブドッグタウン)」


世の中には多様なファッションスタイルが存在しますが、男なら一度は”スケーターファッション”に憧れるものじゃないでしょうか。今回ご紹介させていただく「ロードオブグッドタウン」はどこか青春時代を懐かしく感じさせる、そしてスケートファッションに挑戦してみたいと思わせる映画となっております。

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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「ロードオブドッグタウン」

 

「Goodfellas(グッドフェローズ)」


映画って面白いもので子供の時に見た映画も大人になってみると見方も変わりますよね。見方が変われば感じ方も変わり映画の良さを再度確認できます。私の場合、ファッション関係の仕事をしている事で映画の見方もファッション中心に変わっていきました。「このネクタイ今年らしいな」「色の合わせ方が面白い」とか、そういうところに注目してみるといろんな発見があり面白いものです。小さい頃みたこの映画はとても衝撃的で、スーツを着こなしたマフィアの姿にどことなく憧れたのを覚えています。今思えば私の無類のクラシック好きもこの映画がきっかけなのかもしれません。

 

私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「グッドフェローズ」

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