Hender Scheme(エンダースキーマ)

Hender Scheme(エンダースキーマ)の歴史


Hender Scheme(エンダースキーマ)は、2010年にデザイナーの柏崎亮によりスタートした日本のブランドです。学生時代からブランドのサンプルを作る靴工房で働き始め、靴のリペアーショップなどでも働きつつ、ブランドを立ち上げました。2シーズン目より人気を博しているオマージュラインをスタート。2015年には、エンダースキーマのシューズは海外へも波及し、パリで展示会を開催。2016年、東京恵比寿に直営店「スキマ」をオープン。同年、sacaiとのコラボでなめし革のブーツ&サンダルを発売。2021年冬春コレクションより、独自のシーズンターム「冬春」・「夏秋」によるコレクション発表しました。

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Hender Scheme(エンダースキーマ)の特徴


エンダースキーマ(Hender Scheme)は、プレミアムなレザーを使ったシューズだけではなく、財布、バッグなど革小物なども展開しています。社会的性差(gender)の分野に属する「デザイン」において“男女の性差にとらわれずgenderを超えて自由にデザインすること”をコンセプトに、モードとクラフトのバランスを重視し、バランスのとれた“モノ”をデザインしています。Hender Scheme(エンダースキーマ)というブランド名の由来は、心理学用言Gender Schema(ジェンダースキーマ)からの造語で、Gender頭文字Gを、アルファベット順で一つ超えたHにすることによって、コンセプトにある「ジェンダーを超える」を表現しています。

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「オマージュライン

NIKEやポンプフューリーなど人気スニーカーをオマージュしたヌメ革製のシューズ「オマージュライン」。このオマージュラインは、“頭の中にある既存のイメージをつかって遊ぶ”という実験的な試みからスタートしました。工業製品として製造されてきたスニーカーを、あえて浅草の家内制手工業と呼ばれるような、町の工場の人達が作っています。さらにヌメ革を用いていることから、シューズは徐々に形や色が変化し、個性的なモノへと変化していきます。エンダースキーマのシューズの特徴は、モノが作られる背景や工程にあり、表層的なデザインではなく、過程や考え方をデザインしているといえるのです。

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「日本が誇る浅草の靴職人

工業製品であるスニーカーを浅草の靴職人の手作業で全工程を作るエンダースキーマのオマージュプロダクト。スニーカーを工業製品として捉え、それをあえて「手作業」という形で生産する事で、独特な雰囲気を表現しています。タンニンなめしの革は特性上、水を含むと柔らかくなる為、着用するごとに馴染みが生まれ、色は深みを増します。そのクオリティの高さは、本家のスニーカーブランドや、英国レザーシューズブランドとコラボレーションするほどです。

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Hender Scheme(エンダースキーマ)の定番モデル


「manual industrial products 10(mip10)」

オマージュライン10番目ということもあり、半年をかけて何度も繰り返し作りこみ完成させたアイテム。作りが複雑で靴職人の手を選ばないとカタチにならない為、極々少数での生産となっております。シューレースの”フープ・パーツ”や、タンに付けられた正方形のネームなどディテールもオリジナルを忠実に再現しております。履き込むほどにアメ色に経年変化をしていきます。

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「manual industrial products 05(mip05)」

メゾンブランドでもリメイクされているミリタリーのトレーニングシューズ『ジャーマントレーナー』をオマージュしたモデル。ミリタリーということで生産効率や機能的な面で工業的に完成された製品だと考え、それをあえて手工業で作ると面白いのではということで製作されました。木型から新しく削り出し、細部のパーツまで忠実に再現されています。

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「wallet」

エンダースキーマの財布の草分け的な存在で、丸いシルエットが特徴的な美しいデザインの財布です。折り畳むと片手で収まるサイズ感なので、男性女性問わず人気です。仕様はカードポケット1箇所にマルチポケットが1箇所、お札入れが1箇所、小銭入れと必要最小限の容量で、小銭入れは上蓋に小銭受けが設けられています。細部にもこだわりが垣間見えます。

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Hender Scheme(エンダースキーマ)の取扱店


スキマ(直営店)

伊勢丹新宿

BEAMS(ビームス)

L’ÉCHOPPE(レショップ)

UNITEDARROWS(ユナイテッドアローズ)

etc…

※取り扱いはシーズンや店舗によって異なる場合がございます。

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