Finamore(フィナモレ)の歴史
1925年ナポリの地に祖母のカロリーナが数人のお針子たちとともにナポリ中心部に小さなアトリエを開き、厳選された顧客のために100%ハンドメイドのシャツを作ったのがはじまりでした。
その後、カロリーナの技術と経験は息子から孫へ現在は4代目のシモーネ氏が引き継ぎ兄弟3人で商品開発、工場責任者を担っています。その間によりよいシャツ作りを追求する為に会社をナポリからサン・ジョルジオ・ア・クレマーノへ移転。工場には約50名の従業員がいて大半は女性。女性の小さな手の方が、シャツを縫ったり、細かな作業に適しているというのが理由。この工場で作れるのは1日に約300枚。そんな希有なシャツだからこそ、世界でも厳選された百貨店やセレクトショップだけがオーダーを許されています。
Finamore(フィナモレ)の魅力
今までにない新しいかたちのカジュアルシャツ。老舗カミチェリアらしい仕立ての良さはそのままに、上質生地を使用して洗いをかける。華やかで快適な着心地で凝りすぎない手縫い感が全体を美しくまとめられた”フィナモレの素晴らしさ”となっています。伝統の良さを守りながら新しいチャレンジをしてシャツ業界に旋風を巻き起こす。これこそがフィナモレが長年世界中で支持される理由なのです。
ハンドメイドという事もあって、決して安くありませんし大量生産もしていません。ただ、逆にこれがプレミア感を出しいてフィナモレが特別なブランドであるということになります。職人さんのイズムを感じながら着用したいですね。
Finamore(フィナモレ)の特徴
「狭めな肩幅」
狭めな肩幅が特徴的なフィナモレのシャツは、その肩幅からは想像も出来ないほど動き易く、フィット感に長けています。その秘密はいせ込み+前ふりの袖付け。フィット感はありながら、身体にまったくストレスを与えず、極上の着心地です。
「ボタンホール」
しっかりと丁寧に縫いながらも密度は控えめのこのボタンホールは、いかにも手縫いらしさが生かされながらも、エレガントさを失わない絶妙な美しさを持っています。
「秀逸な壁紙と設計」
特に襟が秀逸です。日本人の首に合うように上が細くなった壁紙で、首のフィット感が絶妙で素晴らしいです。着心地や見た目に重要な芯地は生地によって5~6種類を使い分けることによって生地の良さを最大限に引き出せるようにしています。
「ブランドの象徴」
フィナモレのカジュアルラインのシャツのタグにはナポリ王宮の為に作られた、「巨人の噴水」が描かれています。実物はナポリで一番眺めが良いと言われているサンタルチア地区の海沿いの散歩道で見ることが出来ます。
「豊富な生地コレクション」
Finamore(フィナモレ)の定番モデル
フィナモレの襟型で人気を二分しているのは、「セルジオ」と「シモーネ」です。洗いのかかったシャツにおける小振りなワイドな襟を流行らせたのはこのフィナモレです。中でもセルジオの改良モデルである、シモーネは近年では完成度と人気度ともに上昇しており、フィナモレの新定番となっています。
「SERGIO(セルジオ)」
Finamoreのトップセールスの襟型、セルジオ。ホリゾンタルカラーは、第一ボタンを外しても流れるようなシルエットで、襟元をエレガントに演出します。台襟も4.5センチ、とモデルのなかでも一番高いモデルとなっています。
「SIMONE(シモーネ)」
セルジオよりも1センチ台襟が低いシモーネ。台襟の高さは3.5センチ。それに伴いセルジオに比べると襟羽根が若干長くなっています。ドレスシャツとスポーツシャツの2タイプで展開。
「SIMONE(シモーネ)」
ワイドカラーシャツ。ドレスカラーシャツとして人気のモデル。ルイジモデルよりもやや低めの台襟。3センチ。ニットカーディガンなど、ジャケット以外でのコーディネイトにもマッチします。
「SIMONE(シモーネ)」
ややロングポイントのボタンダウン。素材を変えれば、様々な印象になるボタンダウンシャツ。台襟の高さは、通常のものよりもやや高めの3.5センチ。首に吸いつくような美しいカラーです。
「VITTORIO(ビットリオ)」
襟先にかけての緩やかなカーブがエレガントな印象のヴィットリオ。ドレスでもカジュアルでも着用可能。台襟は、3センチとやや低めの設定。
Finamore(フィナモレ)の取扱店
伊勢丹新宿メンズ館
BARNEYS NEW YORK(バーニーズニューヨーク)
BRONLINESHOP
guji(グジ)
ESTNATION(エストネーション)
BEAMS(ビームス)
TOKYO LIFE(トウキョウライフ)
※取り扱いはシーズンや店舗によって異なる場合がございます。