FARO(ファーロ)の歴史
FARO(ファーロ)は日本で昔から受け継がれる高い伝統技法から生まれる製品、世界に誇れるクオリティーを日本から発信したい、という思いから1965年に生み出されたブランドです。
奇抜なデザインや派手な素材でただ目をひくものを作るのではなく、「用の美」と呼ばれる、道具としての機能美を追求し、高度な技もその技術をひけらかすのではなく、あくまでもその機能美の追求のための一つの手段と考えています。
FARO(ファーロ)の名前の由来
FARO(ファーロ)とは、日本のレザーブランド。ネーミングはイタリア語で「灯台、道しるべ」の意味です。
FARO(ファーロ)の特徴
「ベタ張り」
スリムでエレガントな薄さとシンプルな見た目が特徴なのがFARO。財布をジャケットのポケットに入れてもシルエットを壊さずに綺麗に着こなす事が出来ます。これは「ベタ張り」と呼ばれる製法によって作られた革。厚さ0.4ミリという革を2枚、特殊なノリで貼りあわせることでコシのある堅牢性の高い素材に仕上げています。2枚重ね合わせても1ミリ以下。卓越した技術はもとより、高い集中力が求められる作業です。
「水染め」
染色も水に溶いた染料を使って、時間をかけて手作業で行われます。顔料をベタッと塗ったのでは絶対に出ない、透明感が感じられますよね。この水染めという手法は顔料染めのようなパキッとした鮮やかな色合いは望めないものの、色が革にじんわりとしみこんでいて、温かみを感じさせるのが特徴です。色落ちや色移りも少ないでしょう。
「手揉みのシボ加工」
最近はレザーブランドはボーディングボードと呼ばれる版画のバレンのようなものを使ったり、特別な薬剤を使って革を縮ませえることでシボをつけている事ががほとんどです。FAROでは敢えて手間と高い技術が要求される、手揉みにこだわってシボ加工を行っているのです。今や、手もみでムラのない美しいシボをつけられる職人さんは日本であっても、全国に数十人しかいません。
FARO(ファーロ)のオススメモデル
「SPERIO FIN-CALF(スペリオ フィンカーフ)」
お札、小銭、カードのすべてを収納できるオーソドックスな長財布です。カードポケットは6つ、札入れを2つ備えていますが、特筆するべきはその薄さです。ポケットがあればあるほど様々なものをお財布に入れがちですが、こちらはポケットの数、厚みをあえて制限することでお財布自体が大きく膨らむことを抑えています。職人の技術を生かした薄造りの技術で、0.4mmのカーフを2枚張り合わせて一枚のパーツを1mm以下にすることで、機能美とデザインが高いレベルで融合したファーロの代表作ともいえるお財布です。素材には外装・内装ともに職人が手作業でなめしたカーフレザーを使用しています。
「FRATELLI MOUSSE(フラテッリ ムース)」
かぶせ型のデザインがカジュアルにもビジネスにも使える、幅広いシーンに対応可能なトートバッグです。フラップ部分の金具にはクラシカルなデザインのドイツホックを使用しています。鞄をあけなくても使用できる便利なバックポケットには、洋服のすれを防止するため革のフラップが付いており、物の出し入れもしやすく 様々なシーンで用途に合わせてお使いいただけます。
「CARENA MOUSSE(カレナ ムース)」
ショルダー部分までオールレザー仕様のユニセックスモデル。イタリアらしい発色性の良さと、しなやかでしっとりとした質感が特徴の牛シボレザーを使用した一品です。素材の柔らかさと上品な表情を楽しめるだけでなく、金具の部分にはイタリアラッカーニ社の金具を使用しておりシンプルでありながら高級感溢れるアイテムとなっています。コンパクトなボディーサイズでありながらも縦横サイズに対して厚みのあるまち幅を設定しており、荷物を十分に収納できるスペースを確保しています。
FARO(ファーロ)の取扱店
FARO 新宿NEWoMan店
東京都新宿区新宿4-1-6
NEWoMan 3階
03-6273-2713
11:00~21:30
バーニーズ ニューヨーク
伊勢丹 新宿店 メンズ館
イセタン サローネ
JACKET REQUIRED
GLOCCA by COLLECTORS
エストネーション
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ビームス ハウス
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