男のビジネスシーンで過度な装飾はNGとされていますが、そんな中でも「ベルト」は男の装飾として許された数少ないアクセサリーです。いかにスーツや靴を完璧に揃えても、ベルトがおざなりになってしまっては全てが台無しになってしまいます。即ち、出来るビジネスマンが身に着けるべきベルトは主張が強すぎることなく、かといって主張が無いわけでもない上質なものがオススメです。今回はビジネスシーンで編集部がオススメするベルトをご紹介させていただきます。
No.1 D’AMICO(ダミーコ) ¥25,920
『風味出しとしてのクロコ使いが秀逸です。』
久しぶりにコレクションに加わっていたD’AMICO(ダミーコ)のナローベルトですが、異素材をコンビにするギミックが加えられ、フラットな見た目にならない独特な雰囲気を持つ一本です。ただシャープなだけでなく、あくまでもスタイリングのアクセントとして使えるように計算されているところがポイントで、メインの素材はカジュアルなスエードですが、剣先をクロコダイルに切り替えることでエレガントな存在感を放つことが出来る仕上がりになっています。
No.2 ARALDI1930(アラルディ1930) ¥22,680
『グレインレザー系のシューズとベストマッチです。』
ARALDI1930(アラルディ1930)のベルトといえばこのキャビアスキンのタイプを連想される方も多のでは・・・というほど認知度が高まってきている定番アイテムです。革の美しさ、型押しのエレガントさ、ステッチの正確さなど全てにおいて高いクオリティを持っている一本でして、クリーンでありながら柔らかなカーブを描くバックルにより生まれるビジネス・カジュアルスタイル問わない汎用性も大きな魅力ですね。
No.3 ORCIANI(オルチアーニ) ¥19,440
『名門が生み出すベーシックは至高の域に達しています。』
ORCIANI(オルチアーニ)定番のシンプルイズベストなカーフレザードレスベルトは何の変哲もない、只々静かにクリーンで上質という主張しない塩梅が見事です。ステッチの美しさや何気ないバックルの品格はドレスベルトには必須の要素ですが、調和を重んじるORCIANIのクオリティは非常に高く、スタイルにエレガンスを与えてくれるはずです。
No.4 AMBOISE(アンボワーズ) ¥18,360
『柔らかく鞣されたレザーが品質の高さを物語る一本です!』
1958年、ピエール・シャントロンによってフランスで誕生したレザーファクトリー「AMBOISE(アンボワーズ)」からレザーベルトのご紹介。同ブランドの品質の高さが際立つこちらのレザーベルトは、着用し始めから馴染みがよい柔らかく鞣されたシボ革が特徴となる一本。イタリアメイドの艶やかな表情のバックルと丁寧なステッチワークがシンプルなベルトに高級感を与えています。ドレススタイルだけでなくスタイルを選ばなずに着用できる一本としてお勧めです。
No.5 Anderson’s(アンダーソンズ) ¥16,740
『完成された不変的なデザイン。コストパフォーマンス抜群。』
こちらのドレスベルトは、上質な素材使いでイタリアを代表するベルトファクトリーブランド「Anderson’s(アンダーソンズ)」から。ステッチレスベルト。ステッチレスにする事でカーフ素材の上質さが際立ちます。また、3cm幅という設定がポリッシュのかかったベーシックなバックルとのバランスも良く、ドレススタイルにはピッタリです。完成された不変的なデザインは、ビジネスシーンに欠かす事ができません。
No.6 TIBERIO FERRETTI(ティベリオ・フェレッティ) ¥25,920
『人と被りたくない。そんな方にオススメです。』
上品且つエレガントに見える3cm幅に、レザーの表面に細かく細工を施し、遠目で見ると無地なのに、近くで見ると非常に繊細で奥行きがある表情に仕上がりっております。また、キラリと光るバックルとフリンジ調のベルト通しは、ラグジュアリーとクラシックの雰囲気が絶妙にリンクしたデザインに。スーツパンツにさりげなさをプラス一点も良し、カジュアルスタイルにも万能なベルトを是非お楽しみください。
No.7 Dino Mattia(ディノマティア)¥16,200
『イタリア馬具職人の確かなるクオリティー。』
ベルトの表地のみならず、裏地にも積極的にベジタブルタンニンなめしのレザーを使用し、0.1mm単位で薄さや漉き方を調整。その為ベルトを使い込んでいくと体に馴染み、レザーも独特の雰囲気を作り出しています。また、綺麗なステッチを仕上げるために、ミシンは独自に調整した物を使用し、縫製技術をレベルアップさせ、更にはベルトのコバを綺麗に仕上げるために、特殊な裁断機と刃を駆使し、裁断面の美しさを出しています。ハンドステッチへのこだわりを持ち続け、今でもほぼ全てのベルトにバックルを止める際は独自のハンドステッチを入れています。イタリア馬具職人を起用し、確かなるクオリティーによる縫製技術で商品を際立たせています。
No.8 Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)¥18,360
『王道のシンプルイズザベスト。嫌みのない一本!!』
1875年に創業されて以来、洗練されたデザインのベルトや鞄、財布、馬具といった様々な革小物を作り続けてきたレザーブランド。主に革は、耐久性に優れたイングリッシュブライドルレザーを使用し、約10週間もの間、樹皮や種子など自然の草木を使い、丁寧にタンニンをなめすなど、じっくりと時間をかけて仕上げています。職人の伝統的な技術によって生み出されるレザーグッズは、長くにわたって使用できるクオリティの高さから、多くの支持を誇っています。
No.9 WILLIAM(ウィリアム)¥15,120
『全ての工程を自社で生産するイタリアでも稀有なファクトリー』
1930年、イタリア・ミラノ郊外のオレーノにて創業。皮のなめし、バックルの鋳造まで全ての工程を自社で生産するイタリアでも稀有なファクトリー。誰もが知っている高級ブランドの生産を数多く手掛けていることでも実力のほどが窺えます。 裏からちら見えするネイビーがまた秀逸。見えないところまで気を使えてこそ大人のビジネスマンの配慮なのです。
No.10 J&M DAVIDSON
『メッシュベルトのデザイン・品質は秀逸。昼食後や体形変化にも対応できる万能性◎』
1984年、ロンドンのノッティングヒルにて創業のバッグ&レザー小物ブランド。ジョンの英国人らしいもの作りへのこだわりとモニクのフランス人らしい洗練されたデザインセンスが絶妙なバランス感で融合した稀有なブランドです。世界中のファッショニスタやスタイリストから熱い支持を受けており、ベルトの中でもメッシュベルトのデザイン・品質は秀逸。モード感がほどよく抑えられているので、ハイセンスでありながら違和感なくビジネスユースにも溶け込むこと間違いなしです!
最後に・・・
まずはベーシックな形の普遍的な黒ををチョイス。続いてカジュアル使いもしやすいブラウンは少し遊びの効いたデザインのアイテムを選ぶのがオススメです。ベルトはあくまで縁の下の力持ちということを忘れずに。編集部のオススメ10選を是非参考にスーツや、ジャケット、ネクタイなど全てのコーディネートを完成させた上でベストな一本をチョイスしてみてください。完璧なコーディネートが出来るはずです。