PT01(ピーティーゼロウーノ)の歴史
PTの歴史は意外にも浅く、2008年にイタリアのトリノで「メンズクロージングにおいて最も重要なアイテムはパンツ」というコンセプトの下、パンツ専業メーカーとして誕生しました。核となるシリーズのPT01(ピーティー・ゼロウーノ)は、それまでクラシック一辺倒だったドレスパンツの世界に、幅広いデザインソースから取り入れた多彩なバリエーションを揃えました。各モデルにテーマを設定し、独自のデザインでその世界観を演出。パンツの可能性を広げる多様性にくわえ、そこには美しいヒップラインとともに脚長効果も備えた完璧なシルエットが構築され、現代な魅力を存分に伝えます。
PTのブランドネームは”PANTALONI TORINO “(トリノのパンツ)に由来し、創業地であるトリノへのトリビュートとともに、PT01にはナンバー1を目指す強い意志が込められています。
現在デザイナー兼ディレクターを務めているのは、先日ファッショニスタ特集させていただいた、第二回ファッショニスタ特集「ドメニコジャンフラーテ」です。
PT01(ピーティーゼロウーノ)の特徴
”豊富なフィッティング”
「SLIM(スリム)」PTのレギュラーパターンです。欧米人に比べて腰骨に厚みのない日本人向けにモディファイされ、包み込むような腰回りと美しいヒップラインを実現しています。
「EVO(エボ)」エボはスリムフィットに対して、さらにウエストラインを下げた腰履きに近い履き心地、腰回りと裾幅をよりタイトに。痩身体型に合う、スタイリッシュなフィッティングです。
「SUPERSLIM()スーパースリム」スーパースリムフィットはスリムフィットに対して、さらにウエストラインを下げた腰履きに近い履き心地、腰回りと裾幅をよりタイトに。痩身体型に合う、スタイリッシュなフィッティングです。
PT05(ピーティーゼロチンクエ)
PT01のオーセンティックなスラックススタイルに対し、ジーンズに代表的される5ポケットが特徴です。05のネーミングもそこに由来します。デザインや仕様はデニムならではの自由な発想から生まれ、個性を表現するアイテムとしてのパンツの遊び心を提案します。とはいえ、これ見よがしな過剰な装飾はありません。なぜなら抑制の効いた小粋なデザインこそPTの最も得意とするところなのですから。
今期のテーマは”SURF”
毎年、異なるテーマで楽しませてくれるPT01の今期は1960〜70年代のビーチやサーフをテーマに掲げ、サーフスポットを多くのモデル名として取り入れています。
「SHAKA(シャカ)」
”ハワイでお馴染みのハンドサイン”
ストーンウォッシュ加工で立体感と色のカスレやアタリが生まれており、絶妙な抜け感と何処と無く海を感じさせる風合いが特徴的。ジャケパンスタイルの抜けどころとして使っていただいても良いですし、カットソーにサンダルで合わせても良いような振り幅の広いモデルです。
「TURTLE COVE(タートルコーブ)」
”パラオにある有数のリゾート地”
リゾート地でも履ける様なイメージのドライタッチで清涼感のある仕上がりが特徴的な一本となっています。リアルシーンでON/OFF兼用できるパンツはなかなかありませんが、こちらは是非オススメしたい一品です。
「SUMMER TRAVELLER(サマートラベラー)」
”洗えるスラックス”
こちらは夏の定番品ではありますが、即完売してしまうお店もある程のリピート率の高いスラックスです。①水洗いできる。②抜群のストレッチ ③シワになりにくい といった夏場の悩みを全て解消してくれる優れもののモデルです。
PT01(ピーティーゼロウーノ)のの取扱店
バーニーズニューヨークやBEAMS(ビームス)、ISETANメンズ、UNITED ARROWS(ザ ソブリンハウス)、STRASBURGO、エストネーションなど高級セレクトショップで取り扱いがあり、様々な店舗でパターンオーダー会を開催しているので、オリジナルの一着を手に入れるのもオススメです。
公式HP:http://pt-japan.com/cms/