本質を知る大人の逸品vol.9「CONVERSE“CHUCK TAYLOR”」

老若男女問わず愛されるモノはたくさんあります。誰もが憧れたり、みんなが知っていて時代を越えて多くの人が所有していたり。歴史があるということはみんなに愛され今もこれからも物語が語られていくのです。CONVERSE(コンバース)は10代から手に取れるからこそ大人が履きこなして欲しいアイテムの一つであり、履き方次第で様々な無骨なイメージからキレイ目まで印象を与えることが出来ます。今回はCONVERSEの中でも「“CHUCK TAYLOR”」に焦点を当てその魅力や特徴を紐解いていきます。

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「CONVERSE“CHUCK TAYLOR(チャックテイラー)”」とは


1917年に創業者であるマーキス・M・コンバースにより、CONVERSE ALL STARはバスケットボール専用シューズとして誕生しました。通称Chuck Taylorは、アメリカのプロバスケットプレーヤーのチャールズ・H・テイラーがオールスターを着用したことがきっかけで普及しました。完成された機能とフォルムで誕生から100年を超えた今も、その姿はほとんど変わらずに世界中のあらゆる人、シーン、スタイルから支持されています。

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「一歩先のコーディネートへ

トゥが細めでボリュームが抑えられスマートな印象になり、そのデザインのシンプルさから様々なコーディネートに合わせることができます。一見カジュアルな趣きですが、キレイ目な着こなしに合わせると程よくカジュアルダウンでき、全体のバランスを取ってくれます。大人のハズシコーディネートには目を背けられない一足なのです。

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「新しいスポーツへの挑戦」

元々は降雪量が多く、深い森や湿地帯の続くマサチューセッツ州で防水性に秀でたラバーシューズを製作していた。冬に売り上げが集中していた最中、バスケットボールの専用シューズを開発。足首を保護するためのハイカットデザインを携え、耐久性にも優れたキャンバスを使ったシューズはプレイヤーだけではなく、様々な人を魅了するスニーカーへと昇華させたのです。

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「伝統のバルカナイズド製法」

創業当初は防水性に秀でたゴム製のラバーシューズを専門的に製造しており、誕生当時からほとんど変わっていないバルカナイズド製法により高い完成度を維持しています。アッパーとアウトソールをラバーテープで巻き、高温で加熱することで生まれた高い強度とクラシックな面構えから、現在も愛されるローテクスニーカーの代名詞的存在であり続けているのです。

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「CONVERSE“CHUCK TAYLOR(チャックテイラー)”」の魅力を紐解く


「進化するヴィンテージ」

CONVERSE ADDICT(コンバース アディクト)のコンセプト。単なるリプロダクトの枠には収まらず、クラシックなディテールやシルエットを踏襲しながらも、ビブラムソールやカップインソールを採用するなど、美しく機能的に昇華させている。

 

「魅了されるディティール」

優れたクッション性を示唆するインソールの表記や、補強のために当てられた内側の布を止める両サイドのステッチワーク。履きこむほどに愛着が湧くディティールが施されている。

 

「魅惑のコラボレーション」

様々なブランドやデザイナーとのシェイクハンドによって名作を生み出しています。コラボレーションの豊富さは作り手の多大な愛情、リスペクトからくるもの。ここにも老若男女を虜にするコンバースの凄みが凝縮されている。

 

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