メンズファッションに定番といわれるものは多々ありますが、その中でも紳士に受け継がれていく「逸品」となると数はグッと絞られます。名だたる紳士靴を散々履いてきた靴マニアに、ベスト1を選べと迫ったら何を選ぶか。おそらく多くのは人は、ジョンロブのシティ2を選ぶことでしょう。今回、そんな「JOHNLOBB(ジョンロブ)“CITY2”」その魅力や特徴を紐解いていきましょう。
「JOHNLOBB(ジョンロブ)“CITY2”」とは
ジョンロブの定番モデルであるシティー2は、時代を超えた普遍的なデザインと完璧なバランスのプロポーションが広い世代の方から支持されています。シンプルで洗練されたスタイル全体に、美しくツインステッチが施されています。シティー2はロンドンの中心部にあるシティ・オブ・ロンドン、通称シティがその名の由来で、金融街である同地を象徴する銀行マン=バンカーをイメージして生み出されました。
「ジョンロブの原点にして頂点」
ジョンロブに於いてこんな言葉があります。「シティに始まりシティに終わる」正にシティはジョンロブの中でも傑作でしょう。シティⅡは初代シティで使われていたラスト「8965番」が「7000番」に変更されました。銀行で働くビジネスマンをイメージして作り上げられたこの靴は、シンプルに究極の美しさを求めた形だという。ジョンロブの拘りを包み隠さず表現している一足なのは間違いないです。
「紳士靴の王者」
“紳士靴の王者”と賛が贈られるジョン ロブ。その製品には、ある種の凄みが感じられますが、それは「シティⅡ」も例外ではありません。エルメス・グループ傘下とあって、アッパーに採用されているカーフは繊維がきめ細かく、かつ整っており、誠に上質の極み。アッパーに施された一切の破綻も許さぬ縫製や、土踏まずが細く絞り上げられたソールなどからうかがえる完全主義的なプロダクションが、流麗シルエットの木型や最上の素材と一体となることで、この靴はそんなオーラを身にまとうのでしょう。
「一番真面目なラスト(木型)7000番」
ジョンロブのラインナップの中でも、アイコニックなモデルとして名前が必ず挙がってくるモデルで、最初に履くならCITY 2をお薦めします。最もベーシックなストレートチップで、細身のラウンドトゥ、程よくロングなノーズが特徴となる、ジョンロブにおけるアイコン的ラスト7000を採用しています。このラストは、英国靴らしい端正さを保ちつつも、どこか色気とエレガンスもにじませると評判です。スッキリ見えますが、7000番は履きやすい木型なので、見た目よりきつくない履き心地が楽しめます。
「万人を納得させる履き心地」
人は10人いれば10人とも顔に違いがあるように、足も同じく異なります。そのため一般の既製靴も万人向けのラストを使用して作られているとは言え、100人中99人はしっくりこないくらいとまで言われています。では、ジョンロブのシティ2はどうでしょうか?実際に履いた人たちの声からは、レディメイドとは思えない履き心地だという絶賛の声が非常に多いのです。これまでビスポーク専門でやってきて様々な人たちの足を形にしてきたジョンロブならではの技術が駆使されています。
「JOHNLOBB(ジョンロブ)“CITY2”」の魅力を紐解く
「驚愕の職人技術」
「シティ2は最早芸術品である」
「美しいフルグレインレザー」