本当は誰にも言いたくないお洒落な古着屋「吉祥寺 Ensemble(アンサンブル)」 Vintage Journey vol.1

洋服は着ている人と共に多くの経験をし、時が経つほど味と雰囲気が出るものです。そこで、Vintage Journeyと題し、数ある古着屋の中でもお洒落で拘りのあるお店を、もっと古着が好きになるように思いを乗せてご紹介させていただきます。

 

Ensemble(アンサンブル)とは


Ensemble(アンサンブル)は2016年1月、オーナーの竹内博昭氏が吉祥寺にオープンした古着屋です。オーナーご自身の好きなベースは崩さず、アメリカへ買付けに行った際、良いと思った古着を買い付けしています。店名の由来は、オーナーのご兄弟と相談したところ、響きが良く意味も好きだったのでEnsembleに決めました。アメリカ古着を中心に、状態に拘った上質な古着を提案しています。

 

STORE VIEW


アンサンブル

入店するとすぐ左側にTシャツが綺麗に畳まれており、奥のラックもとても見やすく並んでいます。

 

アンサンブル

続いて右側。サマーニットやシャツ類が掛かっており、下段にはパンツと後述するフクロウや絵がディスプレイされていました。

 

アンサンブル

こちらが店内正面です。とても清潔感のある店内で、季節感もあり、つい入ってしまいたくなるようなお店作りを感じました。

 

アンサンブル

右側下段のパンツ類もあり、デニムと合わせた際のコーディネートが浮かんでしまいます。

 

アンサンブル

Tシャツが畳まれているだけではなく、デザインの良いものや特徴的なものなどを中心にフォーカスして掛けてありました。

 

OWNER INTERVIEW


ーまずは立ち上げ時の思いや理由を教えください。

昔から服、古着が好きで将来は服の仕事がしたいと感じていていて、それであれば自分で買い付けしてお店を出したいと思い店を出しました。特に古着屋で働いた経験もなくノウハウもなく古着が好きという思いと勢いだけで出店したので最初の頃は色々と大変でした。三年たった今もまだまだ未熟ですが相変わらず僕自身は服、古着が大好きですし楽しいです。その思いが古着を通してお客さんに伝わり、自身も伝えていけたらいいなと感じます。

アンサンブル

竹内さんご自身が描かれた絵とアメリカへ買い付けに行った際につい買ってしまうフクロウが店内に絶妙なアクセントになっている。

 

ーお店作りの拘りとは。

できるだけ綺麗な状態の古着を選ぶようにしています。そこからしっかり洗濯、アイロンなどもしっかりと丁寧に行い販売するように心がけています。

アンサンブル

カルバンクラインのTシャツなどアイキャッチなブランドも並ぶ

 

ー買い付けに行く際の目線やポイント、大事にしている事は何ですか。

極端な話しですが流行っていてこれ買い付ければ絶対に売れるだろって服でも自分がいいなと思わなければ買い付けないです。逆に全然人気ない服でこれ売れるのか!?って服でも自分が気に入れば買い付けます。自分の好きな感覚に嘘をつかずに素直に選ぶように心掛けています。古着の買い付けは服を見る量も多く、長時間の移動もあり、過酷な環境なので体調を崩さないように気をつけています。

アンサンブル

奥の絵はお客さまから頂いたもので、愛着のある店内を作り上げている

 

ーご自身が感じる古着の魅力と今まで出会った古着の中で一番感動した物を教えてください。

人それぞれ古着の魅力は様々かと思いますが、僕自身は古着は完璧ではないのが魅力かなと感じます。色々ありすぎて一番感動した物と言われると決められませんが、お店を始める前に初めてアメリカに買付けに行った時にリーバイスのヴィンテージのデニムを見つけた時はびっくりしました。

アンサンブル

竹内さんオススメのPERRY ELLIS(ペリー エリス)というブランドのシャツです。かつてマーク ジェイコブスやトム フォードが在籍し活躍していたブランドです。程よく合わせやすい柄の半袖シャツは夏のファッションを楽しませてくれます。

 

ーご自身のコーディネートする際のポイントを教えてください。

僕は着る服の種類や色コーディネートの幅は狭くて私物も似たような服や色が多いですが、同じ物でも幅広くサイズを持っています例えば同じパンツでもw32からw36まであったりトップスも同じ色、デザインの物でもMサイズからXLまで持っています。基本は大きめが好きでその中でもサイズで変化をつけるのが好きです。

アンサンブル

雰囲気のあるハンガーが商品の良さをより引き立てている

 

ー竹内さんにとって”ファッション”とは?

一番身近な生活の一部です。

アンサンブル

お店の入り口には鮮やかな色が人目を引くナイキのブルゾンが佇む

 

最後に


自然体で気さくな雰囲気の竹内さんの作り上げたアンサンブル。竹内さんの人柄を反映するかの様に主張しすぎず、手に取りやすいアイテムが並んでいました。そして、しっかりと手入れされた商品が並ぶ見通しの良い店内は吉祥寺らしく買い物しやすい雰囲気です。是非、一度足を運んでみてください。

アンサンブル

〒180-0003 住所:東京都武蔵野市吉祥寺南1-10-6
TEL:0422-69-2795 
営業時間:12:00~20:00 定休日:水曜日
https://www.instagram.com/ensemble_kichijoji

この記事が気に入ったら
いいね !をして最新情報をチェック!

関連記事

  1. 「高円寺古着屋 zuccaro(ズッカーロ)」Vintage Jour…

  2. bad-nice 阿部高大

    本質を知る男達 vol.1 「阿部 高大(@0391orihakat)…

  3. B.RONLINE

    大人の為のセレクトショップ、B.R.SHOP(ビーアールショップ)とは…

  4. 【韓国ドレス事情】お洒落なセレクトショップTailorable…

  5. 「高円寺古着屋 leger(レジェ)」Vintage Journey …

  6. 「名古屋・東京駅前 古着屋 Artigiano ciao(アルティジャ…

  7. 「下北沢古着屋 MWC(エムダブルシー)」Vintage Journe…

  8. 「高円寺古着屋 Grandberry Jam(グランベリージャム)」V…

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com