昨今、ユーロミリタリーで、もはやメインストリームになりつつあろうかと言うスウェーデン軍。放出量が少ない事で中々、陽の目を浴びておりませんでしたが、昨年ブレイクしたM-90は多くのミリタリーファンには記憶に新しいところです。そんな今後の注目株であるM-90の前身モデルとなる主に60年代~80年代まで使われていた、M-59(フィールドコート)の歴史やデザイン、特徴、コーディネートや着こなしをご紹介させてください。
M-59(フィールドコート)の歴史
スウェーデン陸軍にて1959年に正式採用され、80年代頃まで製造されていた「M-59(フィールドコート)」ですがスタイルの良さ、他国とは違う特殊なディテールなどが特徴的なフィールドジャケットでユーロミリタリーを代表するアイテムの一つです。
M-59(フィールドコート)の特徴
スウェーデン軍らしく、無駄の無いミニマルなデザインで、ベーシックなステンカラータイプでありながらも、フロントのフラップ付きの大きなポケットに存在感があります。M-59(フィールドコート)の求められる生地の耐久性や縫製の頑丈さ、それらの要素が一体となり実現するAラインには必然的に機能美が宿っています。とにかく放出量が少なく、ユーロミリタリーの中でもスウェーデン軍の高騰が激しく今後値段が下がることはまずないはずです。
「虜になる美麗なAライン」
「男心くすぐる頑丈な生地」
「大き目なフラップポケット」
M-59(フィールドコート)のオススメコーディネート
M-59(フィールドコート)をシンプル、綺麗目にまとめたコーディネート。元々かなりボリュームのあるコートなのでサイズ感を最も意識して、綺麗目に落とし込むと着こなしやすいアイテムです。袖を捲り、軽快さを演出しつつ、シルバーアクセサリーをスパイスで加えると武骨で男らしい雰囲気に仕上がります。コンバースCT70等のローテクスニーカーでで合わせても決まりそうですがレースアップのドレスシューズを合わせる事で品良い大人のコーディネートへ昇華されています。今回のM-59(フィールドコート)の着こなしを是非参考にしてみてください。