RAINMAKER(レインメーカー)の歴史
RAINMAKER(レインメーカー)は2013年秋冬シーズンより、デザイナーの渡部宏一氏とクリエイティブ・ディレクターの岸隆太朗氏によって設立された京都を拠点とするドメスティックブランドです。メンズウェアをメインに展開し、ウィメンズや雑貨なども展開しています。2017年秋冬コレクションから京都発というRAINMAKERの世界観を伝えるために、展示会を京都のみに絞りました。2018年春夏コレクションにはウィメンズコレクションをスタート。
RAINMAKER(レインメーカー)の特徴
ブランド名の由来は”雨降らし”という意味があり、デザイナーの渡部宏一氏が雨男であることと、心理学者のユングの説話「雨降らしの男」から取っています。コンセプトは”革命ではなく進化”。英国のクラシックスタイルに、カルチャーやモードなどを加えレインメーカーらしいスタイルを提案しています。京都を拠点にしている理由は、落ち着いて環境でマイペースにモノ作りが行え、京都が染めや織りといった昔ながらの日本の伝統技術が集結した土地であることなのです。
「クラシックと和の融合」
コレクションのベースとなっているのはテーラリングを主とした英国のクラシックスタイルです。そこに着物のデザインをはじめとする和のテイストを絶妙に融合しています。京都の老舗テキスタイルブランドの素材を使ったり、茶筒の開化堂と製作したバッグや、金網細工の金網つじと作ったバングル、西陣織の細尾など以前から交流のあった京都の老舗工芸とのコラボレーションアイテムを発表しています。
「歴史と伝統を継承するデザイン」
テーラードを主にしたクラシックスタイルから、カジュアルなスタイルを提案しています。歴史や伝統を焼き直すだけではなく、現代的にアップデートした洋服作りで、ベーシックなアイテムを再構築し、レインメーカーらしいデザインになっています。日本の伝統的な民族衣装である和装からインスピレーションを得て、表層的・構造的アプローチによって製作された洋服も展開されています。
RAINMAKER(レインメーカー)の定番モデル
「オリエンタルコート」
和服の良さを最大限に生かしたコート。和服はデザインが限られているので、素材や織りで違いを表現します。シルエットが直線的で大きな布を体に纏うので身長や体型を選ばず着ることが出来ます。キモノスリーブと呼ばれる技術が施されており、身頃と袖の切り替えがなく、身頃から続いてカットされた布で作られています。
「ドウギパンツ」
道着(ドウギ)をイメージした斬新なワイドイージーパンツ。大きなウエストをゴムで半分近く絞ることで 腰回りに沢山のギャザーが生まれ、パンツの存在感を生んでくれます。ワイドなシルエットが、上品で印象的なスタイリングになるのです。
RAINMAKER(レインメーカー)の取扱店
阪急メンズ館東京
LIFT(リフト)
Salon le Chic(サロンルシック)
etc…
※取り扱いはシーズンや店舗によって異なる場合がございます。