BATONER(バトナー)の歴史
2013年、山形県寒河江市で誕生したニットウエアブランド・BATONER(バトナー)。ニットの産地として知られる山形県で、様々なメゾンブランドやアパレルメーカーの製品を手掛けてきたファクトリー・奥山メリヤスのブランドとして立ち上がりました。世に送り出されるニットウエアは、原料から製品に至るまですべての工程を高いクオリティで管理し、仕上げられています。日本が世界に誇る技術と伝統、さらなる品質を追い求める意欲をもって、次の世代へと受け継がれるモノを作り続けます。
BATONER(バトナー)の特徴
創業から60余年、奥山メリヤスが培ってきたノウハウと技術はBATONER製品の中に活きています。BATONER(バトナー)のニットはニッティング、リンキング、ステッチング、プレシング、チェッキング、大きく分けると5つの工程によってニットは完成します。世界でも有数の機械、昔から変わらない手作業、職人の経験と知識、それらを組み合わせることによってBATONERのクラフトマンシップは発揮されます。原料の糸からお客様の手に届くその瞬間まで、気を抜くことなく製品と向き合った、日本が誇る最高のニットブランドです。
「鮮やかな成型編み」
糸からニットの原型となる各パーツを編み上げるニッティングの工程として、成型編みと呼ばれる技術を採用しています。様々なゲージの針を用いることで、見た目がしっかりと重厚感のあるローゲージニット、着心地が軽やかなハイゲージニットなど、たくさんのバリエーションを持った製品を作り上げていきます。
「細部まで拘るステッチング」
ニットを編む上で必要不可欠な作業が糸始末(ステッチング)です。鋏、毛抜き、糸通し、べら針、リッパーと呼ばれるこれらの道具を用い、ニッティングの工程で必ずはみ出てしまう糸を編み地に戻したり、余分な糸をカットします。そうすることで糸のほつれがなくなり、綺麗な見栄えかつ丈夫なニットに仕上がります。
「繊細な職人の感覚」
ニットの形が出来上がってもまだ完成ではありません。糸の組織を水で湿らせ、熱や圧力を加える縮絨という作業を行います。そして様々な型枠を使ってアイロンをかけます。縮絨することで変化する寸法を正確に出し、意図したデザインや風合いに仕上げる職人の感覚的な仕上げ作業で最後の仕上げを行います。
BATONER(バトナー)の定番モデル
「シグネチャークルーネックニット」
ブランドを象徴するプロダクトと言えばあぜ編みニット。別名リブ編みとも呼ばれるあぜ編みは表目と裏目とを交互に編む非常に定番的な編み地ですが、それだけに作りの良し悪しがはっきりあらわれます。最上のあぜ編みニットに仕上げるべく、『バトナー』では地元・寒河江市の工場で紡績された毛玉が起きにくいオリジナル糸を使用。
「エイジングウール クルーネックニット」
『バトナー』の新定番に位置付けられる逸品で、素材には“エイジングメリノウール”と呼ばれる温度・湿度の管理を徹底し熟成させた高品質ウールを使用。熟成によって、ウールのふっくら感が最大限に引き出されています。しかも、軽量性にも秀でているので実に快適な着用感。
BATONER(バトナー)の取扱店
ADAM ET ROPE(アダムエロペ)
BEAMS+(ビームスプラス)
CIBONE(シボネ)
DRESSTERIOR(ドレステリア)
STUDIOUS(ストゥディオス)
Steven Alan(スティーブンアラン)
UNITED ARROWS (ユナイテッドアローズ)
etc…
※取り扱いはシーズンや店舗によって異なる場合がございます。