11月に入り、どんどん寒くなってきましたね。この寒さだとそろそろあいつの出番が出てくる頃。男の手元を温めてくれたり、コートの胸元に素晴らしいアクセントを加えたり、後ろポケットのワンポイントになったり。短い期間ながらも冬に大活躍してくれる“グローブ”です。今回はクリスマスギフトにもピッタリなグローブをご紹介させていただきます。
No.1 DENTS(デンツ)
本物を知っている大人の男達は納得させる説得力と存在感です。ディアスキンの持つ表面の凹凸感が味わい深くも男らしい無骨さのような色気を醸し出し、ラビットファーライニングの高級感が相まって絶妙のバランスが成り立っています。DENTSのフィット感はまるで、柔らかい羽毛布団に包まれているような感覚に陥ります。マスターカッターと言われる熟練の職人による技術と経験によるところが大きく、DENTSのグローブが『第二の皮膚』と云われる所以がそこにあります。グローブは一番冷え込む時期に使用しますので、年中使用する物ではございません。その為、寿命は必然的に長くなります。毎年冬が近づくとDENTSを思い出す。それほどの魅力をDENTSは持ち合わせています。
No.2 ALPO(アルポ)
ライナーに上質なシルクを使用する事で滑らかな指通り。ドレッシーな薄手仕様のスエードレザーグローブは、高級グローブの老舗ファクトリー「ALPO(アルポ)」の逸品。19世紀初頭から続く老舗ファクトリーだけあって、ご存知の方も多いことでしょう。伝統的な製法を守りながら高品質でデザイン性の高いグローブを作り続け、作りの良さは折り紙つきで、数多くのトップブランドのOEMを手掛けている事から伺い知る事が出来ます。ライナーをシルクにしている事で薄めの作りなこで胸ポケットにも納まりが良くコーディネートのアクセントにも最適。ブラウンのワントーンのコーディネートなんかがオススメです。
No.3 HONS(ホンズ)
2014年にカリフォルニアで、長年にわたり有名ブランドや有名スポーツ選手を顧客にもつグローブ工場が立ち上げたファクトリーブランド。職人によって追求された着心地を実現させ、オン・オフの幅広いシーンで活躍するグローブを作り出しています。指の曲線を3Dパターンに起こした立体裁断など、職人技ともいえる縫製技術は高い評価を得ています。また機能面も優れており、親指、人差し指にタッチパネル対応の刺繍を入れることで、着用したまま操作を行うことが可能となっています。
No.4 MADOVA(マドヴァ)
フランスで手袋の製造技術を学んだ創業者のアメディオ・ドニーニが1919年に設立した手袋専門店。餅は餅屋とことわざにもありますが、ネクタイの様な細かい作りのものは正にその言葉が当てはまります。ともあれイタリア、フィレンツェの名所のひとつベッキオ橋の袂に店舗を構え、革手袋の製造から販売までを行っています。ムートンの柔らかな質感が魅力のこちらの“Madova”のグローブ。寒さから守るのと同時に秋冬コーディネートのアクセントになるアイテムです。
No.5 PISTLA(ピストラ)
素材にはしっとりとした肌触りの良い高級ペッカリー素材を使用したコチラのグローブは、ナポリ創業の「Pistola(ピストラ)」から。熟練の職人たちがハンドメイドを駆使し伝統的な製法により一点一点、丁寧に仕立てるグローブはどれも秀逸。こちらのペッカリーグローブは、ジャケット、コートに挿す事を想定し、スフォデラート(裏地なし)にて別注。上質なペッカリーは、フィット感に優れ、肌馴染みよく、冬のコーディネートを格上げしてくれるアイテムとなっています!
最後に・・・
良く動く“手”に覆うものだからこそ、本当に良い物を身に付けたいものですよね、最近では「HONNS」の様に素晴らしいレザーを使いながらもスマートフォンに対応している物も出てきました。是非、今回のオススメ5選を参考に自分自身の実用性やコーディネートに合う、逸品を手に入れて下さい。