FilMelange(フィルメランジェ)の歴史
FilMelange(フィルメランジェ)は2007年に設立された、日本のカットソーを中心に展開するブランドです。2011年3月に外苑前にフィルメランジェの全ラインナップが揃う直営店「ハウス・フィルメランジェ(HOUSE FilMelange)」をオープンさせました。SUN/KAKKE(サンカッケー)のデザイナーとして活躍する尾崎雄飛氏や、AURALEE(オーラリー)のデザインを手がける岩井良太氏のディレクションを経て、2018年に関口文也氏がディレクターに就任しています。
FilMelange(フィルメランジェ)の特徴
ブランド名の由来は、混色の(Melange)糸(Fil)という意味から取っています。昔ながらのTシャツやスウェットシャツの杢柄のグレー色のように、美しく混ざり合った色を意味しているのです。原料にはオーガニックコットンなど選び抜かれた素材を使用し、上質な着心地を損なうことなくリサイクルコットンを取り入れたアイテムも展開するなど、環境にも配慮したサステイナブルな取り組みも行なっています。
「最高峰のアイテムを生む秘密」
綿の選定から糸、生地、縫製にいたるまで徹底した自社開発を行い、オーガニックコットンや羽田触りに優れる超長綿をはじめとした天然素材にこだわりっています。「わた」から「糸」「生地」「縫製」に至るまで自社開発を行っており、『最高峰のカットソー』を作り続けることがブランドコンセプトです。日本に限られた台数しか残っていないヴィンテージの吊り編み機で生地を織り上げるなど、職人の育成も視野に入れながら、ジャパンメイドにこだわり続けています。
「世界的ブランドとのコラボレーション」
イギリスを代表するシューズブランドのトリッカーズやフランスのパラブーツなど別注シューズを発表し、デサントの水沢ダウン、英国王室ご用達のジョンストンズ等、優れたブランドとコラボレーションを続けることで、日本のみならず世界中に上質なアイテムを紹介し続け世界的にも評価されています。
FilMelange(フィルメランジェ)の定番モデル
「SUNNY(サニー)」
定番のクルーネックTシャツです。原料にはハリとコシが強く耐久性に富んだGIZAコットンを使用し、糸にあえてムラ感を残した紡績を行い、ぎりぎり綺麗になりすぎないこなれ感を演出しています。脇にはぎのない丸胴仕様で、縫製部分が肌に触れることが少ないため、ストレスフリーで着用することが出来ます。サニーのポケットのないタイプである「JAMES(ジェームス)」も定番の一つです。
「RUSSELL(ラッセル)」
フィルメランジェが現在考える最高のレシピでコットン100%の裏毛で開発したパーカーです。表糸には海島綿のオーガニック種を使用し、美しい艶とカシミヤのような柔らかさ、裏糸には世界各国から厳選・ブレンドされたオーガニックコットンを用いています。これらの原料を活かす為に、敢えて生産効率の下がる「吊り編み機」でゆっくり時間をかけて編み立てています。丸胴使いのスウェットは10年先の風合いを考えた極上の仕上がりとなっています。
「DONALD(ドナルド)」
世界各国の最良なオーガニックコットンを集めて、様々な手法でブレンドをし、天竺素材を新たに開発して使用した定番のカーディガンです。糸から別注したTOP糸を使用して、編み機は低速機で原料の風合いを損なわないようにゆっくりとふくらみを持たせて編み立てています。トップス、インナーとしても使えるような絶妙な肉感で、ベーシックなVネックカーディガンです。
FilMelange(フィルメランジェ)の取扱店
Ron Herman(ロンハーマン)
伊勢丹新宿メンズ館
BEAMS(ビームス)
銀座LOFT
etc…
※取り扱いはシーズンや店舗によって異なる場合がございます。