3×1(スリーバイワン)の歴史
2011年に有名デザイナーのScott Morrison(スコット・モリソン)氏によって立ち上げられた、ニューヨーク発のプレミアムデニムブランド。これまでのキャリアの中で出会った日本のデニム・メーカー11社から生地を輸入、自らの理想を形にしたジーンズ・ショップとして2012年、ニューヨークのソーホー地区に直営店をオープンしました。ブランド名の由来は1本のジーンズには3フィート=1ヤードの生地が必要ということからきています。
Scott Morrison(スコット・モリソン)
3×1(スリーバイワン)の特徴
独特のムラがあり、履きこむことで特有の風合いや色落ちが生まれるデニム生地「セルヴィッジデニム」をメインに取り扱っています。ソーホーの店舗では、オーダーメイドラインとレディーメイドライン(既製品)主に2つのラインがあります。レディーメイドのデニムでさえも、同じスタイルで同じ生地を使ったものは多くても20本ほどしか作らず、好きなボタンやリベットをその場で選び、即座に工場でつけてくれるのです。
「全ての過程を透明に」
「デニムが生み出される全ての過程を透明にして、最高の生地を、最高の縫製で仕上げ、唯一無二のクオリティのデニムを作り上げる」というブランドのミッションであり信念です。そのため、実際にファクトリーでは透明なガラスの仕切りの向こう側で、熟練の職人の手によって生地が裁断される様子や、丁寧かつ慎重にステッチが1列ずつ縫われていく様子を眺めることができます。
「拘り貫いた品質」
3×1には世界中から集められた約500種類のデニム生地があり、日本やイタリア、アメリカ産の厳選されたセルヴィッジデニムのみ使用しています。シーズンによっても違いはありますが、その内8~9割近くが日本産の生地なのです。オリジナルで開発した生地のほか、デッドストックのヴィンテージデニム、日本の倉紡が作った生地もあります。ちなみに、Scott Morrisonは日本産デニムへの思い入れの深さから、自身の愛犬に日本屈指のデニムメーカーである「倉紡」と「日清紡」からあやかって、KURABOUとNISSHINBOという名前を付けているそうです。
さらに、3×1のデニムは、腕のいいデニム職人によって、最高の縫製が施されています。ステッチのピッチ(間隔)は非常に狭く、丁寧に、慎重に縫われています。通常は2つの針が並行してついているミシンを使うところを、シングルニードルのミシンで、一列ずつ縫うことで、より緻密に縫製することが出来るのです。
3×1(スリーバイワン)の取扱店
伊勢丹新宿メンズ館
ESTNATION
BARNEYS NEWYORK
DESIGNWORKS
etc…
※取扱はシーズンや店舗によって異なる場合もございます。