モーターサイクルコート(フランス軍)の歴史と特徴

モーターサイクルコートは1940年代ごろにフランス軍のバイク兵が使っていたコートです。ヴィンテージ特有の生地感がかっこよくて現代のメンズファッションにもうまく溶け込みます。ミリタリー特有の細部まで作りこまれた洋服の原点といっても過言ではないそのディティールに心躍るはずです。ファッション感度の高いファッショニスタから人気の高いモーターサイクルコート(フランス軍)の歴史やデザイン、特徴、コーディネートや着こなしをご紹介していきます。

 

モーターサイクルコート(フランス軍)の歴史


フランスの洗練されたヴィンテージのコートは、1940年代、第二次世界大戦中にフランス陸軍のバイク部隊が着用していた逸品。当時、過酷な状況化でも使用されていたコートなだけに、現存する数が昔から少なく、現在、ミリタリー市場でも、枯渇状態にあるヴィンテージのコートです。

 

モーターサイクルコート(フランス軍)の特徴


オートバイに乗車している際の雨風を防げるよう、生地には目の詰まった厚手のコットンキャンバスを採用。着れば着るほどに味わい深さの増す、育てがいのあるファブリックです。フロントボタンの裏側や、ライニング装着用のアルミニウムボタン、袖口やウエストベルトのバックルそれぞれに刻印が打たれており、半世紀以上昔のアイテムながら丁寧さとこだわりを感じられるポイント。オーバーコートなので、ポケットは貫通式になっています。

 

「フレンチキャンバス」

やや厚手で、素材感の強い、1940年代当時のフレンチキャンバス地は、着用頻度で次第に柔らかくなり、独特の表情に。深いエイジングはもちろんの事、雰囲気も更に増し、ご自身だけの一着に。

 

「Aラインのとても美麗なシルエット」

雨風を防いだり、アウターの上から着るオーバーコートでAラインのとても美麗なシルエットが印象的です。首元にチンストラップが尽きますので、襟を立てて着ることも出来ます。また、ウエストベルトの調整で様々な表情を見せてくれ、ニュアンスを変えていただくことが可能です。

 

「フランスらしい丸襟」

ファッション感度の高い方ほど虜になってしまうフランスミリタリー。計算し尽されたかの様な完璧な出来栄え。着る人の表情さえ柔らかくエレガントに見せてくれるディティールです。これまで様々なブランドがこのコートをサンプリングしているのも納得させられます。

 

モーターサイクルコート(フランス軍)のオススメコーディネート


モーターサイクルコートは洋服自体の面積量が多いので極力シンプルに着こなす事でディティール本来の魅力を最大限に引き出すことが出来ます。パンツを同系色のベージュでまとめています。色彩がぼやけそうなコーディネートですが、シューズを黒の革靴にすることで全体がぐっと引き締まって見えます。ウエストベルトをうまく活用すると足長効果やシルエットにメリハリが付くので、タイトな着こなしの場合はオススメです。是非、参考にしてみてください。

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