BEGG&CO(ベグアンドコー)

BEGG&CO(ベグアンドコー)の歴史


BEGG&CO(ベグアンドコー)は、1866年にアレックス・ベグによってスコットランドの中でも繊維業が盛んなペイズリーという街で、馬車用のショールを織る工場として創業しました。ペイズリーで1902年まで実業を続けた後、西海岸のアイルに工場を移します。17世紀の昔ながらの伝統的な織り方と毛織物製品の質の高さが有名です。1860年代に同ブランドが製造した2つの最古のペイズリーショールのうちの一つはスコットランドのペイズリーミュージアムに展示されています。

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BEGG&CO(ベグアンドコー)の特徴


BEGG&CO(ベグアンドコー)は、最新の機械や高度なテクニックを駆使する一方で、伝統的な生産工程も受け継ぎながら、今もスコットランドの工房で製造を続けています。100年以上前から使い続けられてきた織り機を使用することで、最新の機器では再現することが出来ない、繊細で柔らかく起毛させる繊維を織ることが出来るのです。

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「本物の品質を誇る理由」

ウールやカシミアなど世界最高品質の素材を使用していますが、カシミアの原毛は紡いで糸にした後、自社工房で織り、洗う、ブラッシング、カットという流れを全て人の手によって行っています。その原毛は内モンゴルの高地に生息していると言われるカシミヤ山羊を使用しています。カシミヤ山羊の毛はそれ自体大変貴重なものですが、使用しているカシミヤ原毛は雨風に晒されていないお腹の部分の長くて柔らかく、細い毛を使用しています。毛の長さが長いほど、毛玉や毛羽立ちが少なくなり、細くてしなやかな毛であるほど、肌あたりがしっとり滑らかになります。

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「鮮やかで発色のいい染色技術」

BEGG&CO(ベグアンドコー)のマフラーやストールはスコットランドで紡績&染色されています。イタリアのビビッドな色使いと比べると、少し色褪せたような、スコットランドの独特な自然の色のトーンが表現されています。それは、カシミヤの中でも最高級と言われるホワイトカシミヤの分量が多く、水の綺麗なスコットランドならではの染色技術があるからです。ベグには150色の微妙な色合いの違いを出し分けることができる技術があります。表裏でリバーシブルになるカシミヤマフラーも、くすんだ色合いをグラデーションのように採用し、シックで落ち着いた大人の色味を出しているのです。

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「トップメゾンに選ばれるファクトリー」

BEGG&CO(ベグアンドコー)のカシミヤは、スコットランドのカシミヤ製品の中でも特に一級品として名高く、元々トップメゾンのOEM(委託されて製造)を任されていました。ベグの最大の特徴でもある肌に吸い付くような柔らかさと鱗のような光沢、美しい発色が世界的にも評価され、ファクトリーとしても世界に名だたる工場の一つになりました。

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BEGG&CO(ベグアンドコー)の定番モデル


「ARRAN(アラン)」

ブランドを代表するARRAN(アラン)は、選び抜かれた上質なカシミヤ生地を、棘のあるあざみの実で表面を優しくブラッシングするリップル仕上げを施し、さざ波のような美しい毛並みとやわらかな肌触りを実現しています。カシミヤならではの美しい鱗のような光沢と鮮やかな発色が特徴のマフラーです。

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「WISPY(ウィスピー)」

WISPY(ウィスピー)は透けるように軽く柔らかく、大判なのでオールシーズン使え、秋冬はもちろん春先にも活躍してくれます。ひとつを作り上げるのには、ベグの特許技術でもある約8キロメートルもの長さの糸を使い織られます。極上の肌触り、鮮やかな発色、繊細な織りデザインを併せ持つ逸品です。

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BEGG&CO(ベグアンドコー)の取扱店


伊勢丹新宿

BEAMS(ビームス)

UNITEDARROWS(ユナイテッドアローズ)

ESTNATION(エストネーション)

ANATOMICA(アナトミカ)

etc…

※取り扱いはシーズンや店舗によって異なる場合がございます。

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