「中目黒古着屋 hallelu(ハレル)」Vintage Journey vol.6

hallelu(ハレル)とは


hallelu(ハレル)は2013年にオーナーの加瀬氏が中目黒の西口にオープンしたミリタリーウェアとキャンプ用品の古着屋です。Dual Thinkingのコンセプトの基、現行物から古着まで幅広く展開し、店内は左右非対称の異なる視点で商品が展示されています。今回は業界関係者も足しげく通う中目黒の名店をご紹介します。

 

加瀬 善隆


1978年生まれ。千葉県銚子市出身。18歳で上京と同時に渋谷の某ユーズドクロージングショップで働き始める。長きに渡る渋谷、原宿界隈のショップでのバイイング、ショップマネージャー等を経て、2014年1月にhalleluをオープン。

 

STORE VIEW


まずは入店して目の前にはミリタリーのキャンプ用品に掛かる服や小物などが目に入り、すぐにわくわくする感情が巡ってきます。

 

入店してすぐの左側にはミリタリーパンツやデニム、ブーツ、スニーカーなどミリタリー好きにはたまらないアイテムが多く置いてあります。

 

右側にはミリタリージャケットやデニムジャケットなどタウンユースでも軍モノを楽しめる羽織りものには最適なアウターが並んでいます。

 

フィッテイング横には洋服はもちろん天井に掛けられた小物や、その反対側のレジカウンター前にはヴィンテージティファニーなどのアクセサリーもあり、トータルファッションで楽しめる要素が詰まっています。

 

店内一番奥には、雰囲気の良いポップな小物がお店全体を明るくしてくれ、自宅のインテリアの一つとしてコレクションしてくなってしまいます。

 

 OWNER INTERVIEW


-お店のコンセプトを教えてください。

hallelu(ハレル)は『Dual Thinking』をコンセプトに、アパレルから雑貨までライ フスタイルを提案するセレクトショップです。商品はコンセプトである『Dual Thinking』異なる2つの考え方 / 2つの要素によって構成。 「カジュアル」—「ハイエンド」「新品」—「古物」など、異なるテイストを 持つアイテム同志の、想像もつかないような組み合わせに巡り会う事をわたし たち自身も楽しみながら、お客様のライフスタイルが豊かになる『良質なアイ テム』を展開していきます。 ルーツもスタイルも異なるさまざまなアイテムを独自のテーマを持って世界中 からhalleluに集めてきます。

40代年代のUSレジは見てくれはさることながらお店の隅々まで拘るオーナーの力量が伺える。アメリカ軍の入隊式で飾られていたUS ARMYのフラッグは買い付け時に見つけた掘り出し物だ。

 

-お店の名前の由来を教えてください。

hallelu(ハレル)はヘブライ語で感謝や素晴らしさを感じたときに用いられ、日本語で晴れる(晴天)、どちらも縁起良い言葉と思いショップ名にしました。

先述したデニムとミリタリーブーツ。男らしさを格上げしてくれるブーツは使い込めば使い込むほど味が出てくる。軍モノすぎず街で履いても絶妙なバランスでコーディネートに漢をプラスしてくれるだろう。

 

-立ち上げ時の思いや理由は何ですか。

大変でしたが楽しかった!と思う立ち上げ時です。

hallelu 中目黒

まるでスペルガを彷彿させるデザインのイタリア軍のスニーカー。ミリタリーパンツと合わせてもワイドパンツと合わせてもかっこよくコーディネートの幅が広がる。

 

-お店作りのこだわりは何ですか。

コンセプトである『Dual Thinking』ということから店内も左右異なる内装で構成されています。

打ちっぱなしで、無機質な内装とキャンプ用品や植物、アメリカで買い付けたミリタリーグッズがうまく調和している。お店は入口から天井までも有意義に使われているので、作りこまれた世界観に魅了される。

 

-買い付けに行く際の目線やポイント、大事にしている事は何ですか。

状態の良いアイテムを心がけて仕入れしています。

オーナーが拘って買い付けている、ヴィンテージティファニーやUSARMYのアクセサリーが並ぶ。男らしいシルバーで統一されているが何処か品があり、絶妙なオーラを醸し出している。男のコーディネートを格上げしてくれることだろう。

 

-ご自身が感じる古着の魅力は何ですか。

一点物感があって、何年も着込んでからも風合いを楽しめるのが魅力です。

古着では最近見かけなくなったリーバイスのノーカラーのジャケット。お店の構成はミリタリーアイテムがメインだがそういったアイテムと相性の良いこなれた雰囲気の商品も取り揃えている。

 

-今まで出会った古着の中で一番感動した物は何ですか。

USミリタリーのヴィンテージブレス

オーナーの加瀬さん愛用のヴィンテージUSブレスレット。無骨なイメージのミリタリーブレスだがシンプルなIDブレスでネームも入っていないレアな一品。シンプルなコーディネートにワンポイントで真似をしたくなるくらいとてもお似合いでした。

 

-洋服を好きになった理由は何ですか。

兄からの影響で好きになりました。 丁度渋カジの時代かと思います。ご自身のコーディネートする際のポイントを教えてください。 色使いなくシンプルにコーディネートする事が多いです。

hallelu 中目黒

お店ではアパレルはもちろん、キャンプ用品も購入することができる。シャベルや給水タンクを始めキャンプに欠かせない、お洒落で粋な商品が取り入れられている。

 

-ご自身のコーディネートする際のポイントを教えてください。

色使いなくシンプルにコーディネートする事が多いです。

お店ではオススメアイテムが天井やトルソーに着せ付けられている。高さをうまく利用する事でお客様視点でもお店の一押しが分かりやすく回遊しやすい様な売り場作りとなっている。

 

-ご自身にとって”ファッション”とは?

ライフスタイル全て

お店の隅にひっそりと佇むhalleluのロゴがライトに照らされている。この様な小さな仕掛けづくりがハレルでは随所に取り込まれておりいつまでも飽きさせないお店となっている。

 

 OWNER RECOMMEND ITEM


ロシア軍/レベル7/プリマロフトジャケット

ロシア軍特殊部隊に採用されるLEVEL7プリマロフトJKT。こちらはロシア軍が採用している通常のレイヤリングシステム( VKBO)では対応しきれないような極寒地でのミッション時に着用されるジャケットで、一部の特殊部隊にしか官給されていない希少性の高いジャケットです。表面はGore-texと同じ透湿性素材が使用され、中にはダウンの8倍暖かいと言われるプリマロフトを使用。他のレイヤリングシステムと組み合わせることで-30~-45℃まで対応可能とされています。

 

スイス軍/ハーフジップニット

スイス軍のニット。当時官給されていた希少なデッドストックの逸品です。山岳部隊が使用していたニットとなり、ざっくりとした肉厚な生地感に丸みのあるシルエットが魅力的な逸品です。脱着しやすいようにと、フロントがハーフジップとなっています。

 

フランス軍/モーターサイクルコート

フランスの洗練されたヴィンテージのコートは、1940年代、第二次世界大戦中にフランス陸軍のバイク部隊が着用していた逸品。当時、過酷な状況化でも使用されていたコートなだけに現存する数が昔から少なく、現在のミリタリー市場でも枯渇状態にあるヴィンテージのコートです。生地には、フランス軍のM-47カーゴパンツ(初期タイプ)と同様の肉厚で非常に表情の良いキャンバス地を使用しているので、ヴィンテージならではの質感も着用した際に存分に感じる事が出来ます。年月の経過、大戦という人類の歴史の中でもとても貴重なアーカイブ。戦中のデッドストック品は、ご承知の通りとても貴重となってきており、年々、減少の一途となっています。

 

最後に


hallelu(ハレル)はミリタリーアイテムを中心にアメリカの古着とキャンプ用品がうまくミックスされたお店です。今までありそうでなかった視点で買い付けられた実用的なミリタリーウェアを現代のファッションシーンにキャンプという形でうまく落とし込まれています。それはまさしくオーナーである加瀬さんの人生とライフスタイルを表現した世界です。インタビューしている際の加瀬さんは終始笑顔で人当たりの良さが滲み出ていました。中目黒の古着屋で一際の異彩を放つ「hallelu(ハレル)」是非一度、足を運んでみてください。

〒153-0051 東京都目黒区上目黒1丁目19-1 高野ビル1F
TEL.03-5734-1946 OPEN.13:00-21:00

※knowessenceのinstagramにて店内の動画を配信しております。雰囲気や映像で店内を見たい方は是非ご覧ください。

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