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【メンズドレス】2017-18秋冬、トレンドを取り入れたファッショニスタ達の着こなし

生地」「色、柄」「ディテール、アイテムと3回に渡り2017AWのトレンドをご紹介してきたが、理解出来ただろうか。今季に欠かせない○○など沢山のキーワードをご紹介しているので、まだ見てない方は是非過去に遡って見て頂きたい。さて、第4回目の今回は、「トレンドを取り入れた着こなし」について。我々RENATAスタッフが追いかけているファッショニスタ達のトレンドを取り入れた着こなしをご紹介。

 


1.Domenico Gianfrate(ドメニコジャンフラーテ)


Domenico Gianfrate

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今期のトレンドカラーである“ボルドー” を軸にしたコーディネート。パンツはオリーブ色を合わせ、男臭い匂いも漂わせつつ、白シャツにタイドアップと上品さも決して忘れていない。あくまでもドレスを意識し、ジャケット代わりにブルゾンを羽織っているのだ。袖先から少し除くシャツなど、細かい所だが抜け目のない拘りが感じる。また、眼鏡にネクタイとポイントで黒を取り入れるだけでも、グッとコーディネートが引き締まって見える。

 

Domenico Gianfrate

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太畝が目を惹く、ブラウンの“コーデュロイ”コート。こういった存在感の強く、ボリュームのあるアイテムは、コテコテに盛り過ぎるのは厳禁だ。ジャンフラーテ氏は、インナーとパンツをネイビーで統一し、カントリー調のイメージから一変し、都会的に洗練された雰囲気に仕上げている。また、タートルネックの下に着たカットソーをチラッと見せるレイヤード技で抜け感を演出している。写真では見えないが、勿論足元は9分丈の素足履きだ。

 


2.Roberto Mararo(ロベルトマラーロ)


Roberto Mararo

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“キャメル”×ライトグレーで上品かつリッチな雰囲気が漂うコーディネート。ショールカラーでキャメルカラーと一見癖の強そうなジャケットに見えるが、マラーロ氏はインナーに同系色のタートルネックを合わせて見事に調理している。また、トップスとパンツは共に明るく膨張色の色を使っているが、シューズにダークブラウンを合わせる事で、上手くメリハリを付けている。

 

Roberto Mararo

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英国調の“ガンクラブチェック”のコートをブルー×ブラウン(アズーロ・エ・マローネ)で、イタリアぽさを取り入れたコーディネート。インナーのニットとグローブはライトベージュのような色でコートに馴染ませつつ、コートを主役になるよう引き立たせている。また、グローブはレザーではなく、ウール素材にすることで、素材と色を上手くマッチさせて柔らかい雰囲気を演出している。襟を立たせて男らしい表情を作るなど、細かな気配りは流石のものだ。

 


3.Alessandro Scuarzi(アレッサンドロスクアルツィ)


Alessandro Scuarzi

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先程のマラーロ氏同様“キャメル”×ライトグレーの組み合わせのコーディネート。一見ダブルでクラシカルな印象のスーツだが、フランネル素材且つパッチポケットとカジュアルにも落とし込んだディテールが見られる。その為、着こなしもタートルネックを合わせてスポーティーよりのコーディネートに仕上げている。淡い物同士を組み合わせる際、マラーロ氏はシューズに濃い色を合わせて、メリハリをつけていたが、アレッサンドロ氏は、あえて色味は近い物を合わせて素材感にメリハリをつけてグラデーションで纏めている。

 

Alessandro Scuarzi

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今季注目を浴びている“ムートン”素材。ラグジュアリーな印象もありつつ、Gジャンに黒のパンツと引き締めるポイントを抑えて、男らしいコーディネートに仕上がっている。シューズもブラウン系ならまず間違いはないが、アレッサンドロ氏のように、ムートンに近い色を合わせる事で、統一感がより一層増す。意外とムートンコートには、カットソーを合わせるぐらいのイメージしかなかったが、デニムシャツ(Gジャン)をレイヤードするのもこなれ感が増して格好良い。

 


4.LucaRubinacci(ルカルビナッチ)


LucaRubinacci

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上記でもご紹介したムートンに通ずるトレンドである“ファー”アイテム。モッズコートというミリタリーテイストなコートを上手くドレスに混ぜ込んだ着こなしを見せたルビナッチ氏。また、トレンドカラーである“ボルドー(レッド)”を差し色に使い、男臭い(モッズコート)アイテムだがクリーンで華やかな印象に仕上がっている。細すぎないパンツのシルエットは余裕を感じさせ、コートのファーと相まってラグジュアリーな雰囲気すら漂っている。

 

LucaRubinacci

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英国紳士を思わせる着こなしっぷりを見せるルビナッチ氏。グレーの“ヘリンボーン柄”でダブルブレストとクラシカルな雰囲気が漂うコートに対して、柄物のストールで程よくカジュアル感をプラスして、バランスを取っている。良く見ると、ストールの色に合わせて傘もグリーンで合わせるなど、色合わせも抜かりない。また、ステッキのように細く巻かれた傘など小物一つ取っても拘りを感じるコーディネートだ。

 


No.5 LinoIeluzzi(リーノイエルッツィ)


lino ieluzzi

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トレンドには左右されないブレないスタイルを持つリーノ氏の場合、トレンドに合わせたというより時代がリーノ氏に追いついた。と言うのが正しいか。今期各ブランドも打ち出してをしている“グレー”の色。元々トレンド関係なしにベーシックな色ではあるが、チョークストライプのフランネル素材など今の気分にピッタリかもしれない。ネクタイもグレンチェック柄のグレーを合わせて正統派コーデで纏めている。

 

lino ieluzzi

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グリーンと言うミリタリー色が強い色に対して、反対色の“レッド”のタートルネックを合わせてコントラストを付けたコーディネート。ホワイトでクリーンに仕上げたりするのも悪くはないが、今季は差し色にレッド(ボルドー)がオススメだ。同系色コーデとは違い、パキッと見える分、顔映りも良くなり華やかな印象に仕上がる。色味の強い物はこのようにインナーなどで使用して、見える面積を減らす事に気を付けてコーディネートするとバランスが取れる。

 


No.6 MarcoZmblado(マルコザンバルド)


MarcoZmblado

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トレンドのディテールでもご紹介した“ゴールドボタン”。ザンバルド氏は、ゴールドボタンが映えるよう全身をネイビーで統一をして、上手く引き立たせている。ネイビーで統一をしているが、ジャケットはブラウンが入った小紋柄でメリハリをつけたり、デニムの裾を大きくロールアップするなどワントーンで合わせていながら、メリハリのつけ方が抜群に上手い。

 

MarcoZmblado

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英国調というトレンドのキーワードにおいて欠かせないのが、“ツイード”だ。粗くて厚い特徴を持つ生地はカントリーテイストの匂いが漂い、ドレスに合わせるのは難しいイメージが強い。しかし、ザンバルド氏はパンツとストールをネイビーで合わてクリーンな印象に上手く仕上げている。さらには、プレーントゥのブラックのシューズで都会的に着こなしている。これが、ブラウンのシューズだとまた雰囲気がガラッと変わっていただろう。

 


7.FabrizioOriani(ファブリツィオオリアーニ)


fabrizio orfani

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“ブラウン”のワントーンで纏めたオリアーニ氏の着こなし。ブラウンのワントーンで纏めるとどうしても野暮ったさが出てしまいがちだが、タートルネックで白を合わせ、パンツも明るめのベージュと色味は合わせつつ、明るい色を持ってくる事で、軽快さすら感じる見事なコーディネートに仕上げている。カントリーテイストでありながら、洗練された雰囲気を作るのは全体のサイズ感は勿論、9分丈に合わせたパンツなど細かい配慮は欠かせないだろう。

 

fabrizio orfani

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これぞイタリア人と思わせる洒落た着こなしを見せてくれたオリアーニ氏。“ガンクラブチェック”の3ピーススーツを身に纏い、小物もハット帽や懐中時計のチェーンなどクラシカルで英国調の雰囲気に統一している。コートの肩掛けなど、一見ワザを盛り込んだ着こなしに見えるが、シャツを白で合わせる事により、上手く抜け感を作り、引き算しているコーディネートだ。

 


最後に…


クラシックという基本に忠実でありながら、時代に合わせたトレンドを巧みに取り入れるファッショニスタ達の着こなしは、いつ見ても脱帽する。何よりも見るものを魅了できる「雰囲気、佇まい、センス、着こなし」というのは、簡単に真似の出来るものではない。だが、様々な着こなしに挑戦して、経験を積む事で自分なりのオリジナルが出来上がるはずだ。是非、彼らのトレンドを取り入れた着こなしを参考に17AWをお洒落に決めて頂きたい。 次回は、17AWの総集編として、それぞれのトレンドにフォーカスしたオススメアイテムをご紹介するので、お楽しみに…。

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