the sting

私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「The Sting(スティング)」

時代は繰り返すとはよく言った物で、ファッションにもこの言葉がよく当てはまります。デザイナーの方は、シーズンごとに新しいデザインを考え、発表をしていますが、実は昔のファッションのディティールやデザイン、コーディネートにインスピレーションを受けて、リバイバルとして作り上られる事が多々あります。すなわち、ファッション感度の高い、お洒落な人程、映画やドラマなどから昔のファッションを学び、デザインや自身のスタイルに取り入れているのだと思います。本日ご紹介するのは、1973年のアメリカ映画であり、いつの時代でも色褪せない格好良い着こなしを見せてくれる“The Sting(スティング)”をご紹介したいと思います。

 


あらすじ


1936年、シカゴに近いジョリエットの下町で道路師と呼ばれる詐欺師である“ジョニー・フッカー(ロバート・レッドフォード)”と師匠である“ルーサー・コールマン(ロバート・アール・ジョーンズ)”の2人が、通りがかりの男から金を詐取することに成功した。しかし、そのだまし取った金の相手はニューヨークとシカゴを牛耳る大物ギャング“ドイル・ロネガン(ロバート・ショウ)”であり、ルーサーは報復として殺害されてしまう。当然それでは終わらず、組織の手は一味の1人フッカーにも伸びていた。しかも、彼から金をせしめようとする悪徳警官、スナイダー刑事(チャールズ・ダーニング)も、彼に贋金をつかまされ、スナイダー刑事にも追われることになる。そこで、フッカーは敵討ちでもあり、自分の身を守る為にも復讐を誓い、ルーサーの親友である伝説の大物詐欺師“ヘンリー・コンドルフ(ポール・ニューマン)”の元へ。復讐したいというフッカーの思いを汲み取り、また相手がロネガンだということを知り、一緒に手を組みロネガンを罠にはめる事になるのだが…

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豪華なキャスト


この映画の見所は何と言っても、豪華な大物俳優の出演。容姿は勿論の事、立ち振る舞いや演技にも注目です。

 

“Robert Redford(ロバート レッドフォード)”

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アメリカ・カルフォルニア州サンタモニカ出身。俳優から、映画監督、映画プロデューサーと多岐に渡り活躍しており、「華麗なるギャツビー」や「明日に向かって撃て!」、「愛と哀しみの果て」など数々の有名作品に出演。また、俳優のブラッドピットがレッドフォードを尊敬しており、「師匠であり、もう一人の父親のような存在」と語っており、第二のレッドフォードと呼ばれるほど若い頃の容姿が似ていた事で知られています。

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“Paul Newman(ポール ニューマン)”

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アメリカ・オハイオ州クリーブランド出身。「傷だらけの栄光」や「ハスラー」、「ロード・トゥ・パーディション」など数多くの名作に出演し、俳優として3度のアカデミー賞受賞を初めとし、数多くの受賞歴を持つ。また俳優業のみならず、食品製造会社「ニューマンズ・オウン」の設立者であったり、レーサー、政治運動家としても多くの功績を残して、1950年代以降半世紀以上にわたり第一線で活躍した人物である。

 


衣装デザイナーは“Edith Head(イーディス・ヘッド)”


スティングの衣装デザイナーはハリウッド最高の衣装デザイナーと称された“Edith Head(イーディス・ヘッド)”が担当。「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」、「泥棒成金」などの様々な名作に携わり、オードリー・ヘップバーン、グレース・ケリー、エリザベス・テイラー、イングリッド・ バーグマンなど多くの大物女優から絶大の信頼を得ていました。

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“Edith Head(イーディス・ヘッド)”が残した名言…

「相応に装うことで、人生で好きなものを何でも手に入れることができる」

「適切な服を着たら、あなたは人生で欲しいものが全て得れるわ」

「ファッション”は“言葉”よ。知ってる人もいるわ、学ぶ人もいる。知らないままの人もいるわ。本能みたいなものよ。」

 


この着こなしが気になる…!!


“サスペンダー”

写真引用元

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クラシックなアイテムとして、今注目を浴びているのがサスペンダーです。ベルトに代わりにパンツを吊る事で、綺麗なセンタークリースラインと高い腰位置に固定する事により、足を長く見せれるアイテムでもあります。シャツの上からする事が一般的ですが、カットソーなどの上から付けて、ジャケットを羽織り、チラ見せをする。このアクセサリー感覚で取り入れるのが今の時代の特徴かもしれません。

 

“3ピーススーツ”

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ここ最近写真のように3ピーススーツをお召しになる方が増えてきています。サスペンダーの流れでもお分かりの通り、クラシックのアイテムがリバイバルとして注目を浴びています。下の写真のようにグレンチェックのスーツに少し大きめの菱形のネクタイを合わせてレトロっぽい雰囲気でコーディネートをし、パンツのプリーツやジャケットのピークドラペルなどディティールにも今の時代に通ずる物がありますね。

 

“タキシード”

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トレンド関係なく、男性の普遍的なスタイルでもあるタキシード。コンドルフ(ポール・ニューマン)のようにショールカラーで個性を出しても良いですし、フッカー(ロバート・レッドフォード)のようにピークドラペルでベーシックに合わせるのも素敵ですね。このようなウィングカラーシャツにボウタイやカマーバンドといったタキシードの着こなし方知る事は、ジェントルマンにとっては必須です。

 


最後に…


この映画は着こなしも勿論素晴らしいですが、見ている観客も騙されてしまうほど、どんでん返しがあるストーリーです。(特に最後10分のラストシーンは…。)また、見終わった後ももどかしさが残らず、すっきりとした気持ちになり、記憶に残る音楽が印象的でした。今の時代の映画も素晴らしい作品は沢山ありますが、昔の映画ほど心を打たれる事が多い気がします。スティングはまさに「永遠の名作であり、普遍的で色褪せない男のスタイル」だと思います。まだ見た事ない方は、是非一度みてはいかがでしょうか。

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