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フランネルスーツのお洒落な着こなし方【メンズコーディネート】

本格的な寒さになってきた11月中旬。そろそろスーツも寒さに耐えれる素材へと衣替えの季節ではないでしょうか。梳毛のツルッとした素材にはない柔らかさと温かみのある表情。そう「フランネルスーツ」の出番です。防寒性というだけでなく、季節感を取り入れた着こなしは、やはりお洒落な人ほど取り入れているなと感じます。そんな、フランネルスーツをお洒落に見せる着こなし術をご紹介させて頂きます。

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そもそもフランネルって…?


フランネルとは…16世紀にイギリスのウェールズ地方で始まった毛織物。ウールを起毛加工させた、柔らかくて暖かな毛織物のことを指します。(略して「ネル」と呼ばれることもあります。)

素材は基本的にウールですが、その他、コットンを使用することもあり、その場合、コットン・フランネルなどと呼ばれます。また、別名「フラノ」とも呼ばれ、平織り、または綾織りのウール生地を縮絨(シュクジュウ)して起毛加工し、暖かくて柔らかい肌触りが特徴です。アイテムでは、スーツやシャツに用いられる事が多くあります。

 


着こなしPont.1 グレーフランネルスーツの着こなし


「グレーフランネル3ピーススーツ×白シャツ」

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紡毛のツイード素材のような雰囲気を持つこちらのフランネルスーツ。カントリー調の味のある素材には、やはりシンプルに白シャツが効果的です。モノトーンで纏めつつ、スカーフとソックスで赤の挿し色が程よいスパイスを加えています。このコーディネートのポイントは、スカーフを巻くのではなく、垂らしていること。この嫌味なくチラッと見せるのが大切なんです。

 

「グレーフランネル3ピーススーツ×チェック柄ネクタイ」

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こちらはフランネルの3ピーススーツをタイドアップしたバージョン。グレーと白で無彩色で合わせていながら、チェック柄のネクタイとバーガンディーのシューズが良い味を出しています。また、シャツの襟方もラウンドカラーのピンホールをチョイスすることで、柔らかさとモダンな雰囲気を演出しています。あえて、外羽根のカジュアルシューズで崩しているのも、フランネル素材とテイストを合わせているのでしょう。

 

「ライトグレースーツ×ワントーンコーデ」

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起毛感があるライトグレーの色はスウェットなどカジュアルなアイテムを連想される色。その為、着こなしもだらしなく見えないよう気を付けたい所。こちらのコーディネートは、ネクタイを同色で纏めるワントーンコーデにすることで、上品な印象を作り上げています。また、靴も濃いブラウンではなくライトブラウンであまりメリハリをつけず、トーンを揃えているのもポイントです。

 

「グレーフランネルスーツ×デニムシャツ」

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スーツにこなれ感を出すなら“デニムシャツ”が◎。特にこちらのコーディネートのように、フランネルの素材だとスポーティーな印象故相性が抜群の組み合わせです。デニムと言っても、色の濃い物から薄い物と様々ですが、ドレススタイルでタイドアップする際に合わせるなら、この薄いシャンブレーが正解。色の濃い物だと、モードな印象も強くなってしまいネクタイも選んでしまいます。

 

「ダブルスーツ×グレーフランネルスーツ」

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ダブルのスーツと聞くと貫禄が出て重厚感のあるイメージが強い形。ですが、素材をフランネルにする事で堅い印象から一変して柔らかい印象を与える事が出来ます。特にジャケットもパッチポケットにする事で、カジュアル感が増し、ジャケット単体でもデニムなどに合わせやすくなるのです。着こなしも無駄のない非常にシンプルな正統派コーデ。

 


着こなしPoint.2 ネイビーフランネルスーツの着こなし


「ネイビーフランネルスーツ×レジメンタルタイ」

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ファッショニスタ“ファビオ氏”のネイビーフランネルスーツの着こなし。ネイビー×グリーンのベーシックな装いに見えますが、ハットやサングラス、ポケットチーフ、シューズと小物を全てブラウンで統一した計算された装い。それだけではなく、スーツに馴染むよう小物も全て起毛感のある素材をチョイスするなど、文句のつけようがない完璧なコーディネートだ。

 

「ネイビーフランネルスーツ×ニットポロ」

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夏場のスタイリングで定番のジャケットにポロシャツも秋冬でもしっかりと取り入れる事が出来ます。ポロシャツをジャケットに合わせる際、悩むのが裾をインするかアウトにするか。答えはどちらも正解です。ただし、合わせるアイテムがドレッシーな物であれば、イン。カジュアルな物であればアウトでラフに着こなすのが無難ではあります。ただ、スーツで合わせる際はタックインをしてあくまでもシャツ感覚で合わせるのがオススメです。

 

「ネイビーフランネルスーツ×ソリッドタイ」

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紳士の装いにおいて、一番エレガントに見えるのは柄などは使わず、シンプルに徹したコーディネートではないでしょうか。やや明るめのネイビースーツに白シャツと濃紺のソリッドタイを合わせて、王道とも言える普遍的な着こなし。白のポケットチーフもTVホールドではなく、華やかに見えるようクラッシュで挿しているのも、他がシンプルだからこそ引き立っています。

 

「ネイビーフランネルスーツ×小紋柄ネクタイ」

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着こなす上で見え感やバランスを左右する大切な色合わせ。それと忘れてはいけないのが、“素材のテイスト”。季節感を演出する上でも大切な素材ですが、フランネルスーツをコーディネートする際に、基本となる靴はやはり“スウェード”です。共に、起毛感のある素材をマッチさせる事で、統一感が生まれるのです。勿論、ネクタイや他のアイテムによっても異なってくるので、結局はトータルで見た時のバランスが重要なのですが。

 

「ダブルスーツ×ブルーフランネルスーツ」

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目を惹くロイヤルブルーのフランネルスーツ。春夏には良く見る爽やかな色合いですが、秋冬だとあまり見かける事の少ない色ですね。色だけを見ると冬には寒々しい色に見えてしまいますが、フランネルで仕立てる事により、爽やかでありながら温かみのある表情が生まれています。ネクタイはブラックタイで引き締めるなど、主張するべき所と控えるべき所のバランスが取れた素晴らしいコーディネートです。

 


着こなしPoint.3 柄物フランネルスーツの着こなし


「グレーストライプスーツ×ダブルブレスト」

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個人的にフランネルスーツの中で最も好きなチョークストライプの柄。表面の毛羽立ちと掠れたストライプがより一層を雰囲気を醸し出します。また、Vゾーンもストライプ×ストライプの組み合わせですが、色の配色と素材感で上手くメリハリをつけています。さらに、このブーツに合わせる為に仕上げたかのような絶妙なパンツの丈感。只者ではありません。

 

「ブラウンチェックスーツ×ハット」

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スコットランド発祥のタータンチェック柄で仕立てたダブルのスーツ。ブラウン×グリーンの配色で派手に映りますが、実は着こなし自体は非常にコンサバ。ネクタイやポケットチーフなどはスーツの配色の色を拾い、綺麗に纏めています。ここでのポイントは、シャツの色をサックスにした事。白シャツだと味気なく、柄シャツだとうるさく、と難しい所ですが、サックスにする事でスーツの色味を中和し、程よいサジ加減を与えているのです。

 

「ネイビーチェックスーツ×ワントーンコーデ」

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歳を重ねれば重ねるほど似合うようになる白髪。本来ネイビーのスーツは若々しさやフレッシュさなどを与える色でもありますが、歳を重ねた人であれば、知的さ上品、落ち着きといった違ったイメージを与える事が出来ます。また、若い人程、色やアイテムを足す着こなすを好む傾向がありますが、こちらのコーディネートは、全てネイビーのトーンで纏めるなど、無駄な色は使わない引き算も美学を感じます。

 

「ウィンドウペーンスーツ×フランネル3ピース」

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マスタードカラーのような色合いのネクタイでトラディショナルな雰囲気が漂うこちらのコーディネート。補色の関係のネイビーとマスタード(からし)だからこそ、お互いを引き立たせて華やかな印象がプラスされます。また、ネクタイの小剣ずらしや、ポケットチーフの挿し色など随所に遊びを効かせているのもポイントです。

 

「ネイビーチェックスーツ×ブラウンタイ」

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お馴染みの色合わせ“アズーロエマローネ”で合わせたこちらのコーディネート。チェック×ドットとパターンオンパターンで合わせていますが、うるさく見えないのは、柄の大きさを変えているのと、共にシャドー柄のように掠れた風合いな為、自然に馴染みます。シャツのカラーステイは抜くなど、抜け感も絶妙です。

 


着こなしPoint.4 フランネルスーツ×タートルネック


「グレーダブルスーツ×チャコールタートル」

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秋冬にはド定番のフランネルスーツにタートルネック。シャツにネクタイ…とVゾーンに悩む必要もなく、簡単にお洒落に見せる事が出来る為、このスタイルを好む人も多いでしょう。こちらのコーディネートは、ミディアムグレーのスーツにチャコールグレーのニットと同じトーンで纏めています。このシンプルな合わせだからこそ、手に持ったグレンチェックのコートがシックに映えるのです。

 

「ネイビースーツ×ベージュタートル」

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見事に髪色とタートルネックの色がマッチしたこちらのコーディネート。ネイビーのスーツにベージュ(グレージュ)のような少し淡い色を合わせる事で、リッチな雰囲気を演出。差し色で合わせた赤のポケットチーフも気になりますが、ここでのポイントは椅子に掛けたチェスターコートです。スーツの上から羽織った際に、ニットの色とグラデーションするように計算された粋な着こなしです。

 

「グレースーツ×ネイビータートル」

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グレー×ネイビーの基本色となるベーシックな色合いで纏めたこちらのコーディネート。フランネルのスーツにタートルネックを合わせ、足元はタッセルローファー。とセオリー通りで行くと、オーソドックスな内羽根のシューズやブーツを合わせたくなる所ですが、重厚感のあるダブルのスーツとは逆に、足元で上手く抜け感を作っています。この妙な力の抜き加減や軽さが個人的にも好きな着こなしの一つです。

 

「ライトグレースーツ×ベージュタートル」

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まだまだ若い人が真似をしたら火傷をしてしまいそうな色気と品を兼ね備えたこちらのコーディネート。ライトグレーとベージュは共に膨張色であるが為に、普通であればどこかで濃い色を持ってきてメリハリを付ける所ですが、あえてポケットチーフとメガネもベージュで揃えるなど上級者向けのテクニック。ワイルドに生やした無精髭といい、男らしさと甘〜い香りと色気がただ漏れです。

 

「ネイビーダブルスーツ×ニット帽」

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梳毛のスーツには合わせるのが難しいスニーカーもスポーティなフランネル素材であれば、相性良くハマります。更にニット帽を合わせてストリート要素を取り入れたミックススタイル。タイドアップであれば、難しいこの合わせもタートルネックで程よくカジュアルダウンさせる事で見事にマッチしています。

 

「ブラウンスーツ×スニーカー」

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ブラウン×ネイビーとこちらもアズーロエマローネのイタリアらしい組み合わせ。ジャケットもパッチポケットでカジュアルに落とし込むことで、先程同様スーツにスニーカーもすんなり合いますね。このように白のスニーカーで抜け感を作るのも良いですが、ニットに合わせたネイビー系のスニーカーで程よくドレス感を残した着こなしもオススメです。

 


最後に…


日本には四季があるように、春夏秋冬それぞれの色や香りをファッションを通して楽しめるのも魅力の一つ。このフランネルにしてもそうです。秋冬にしか着ることの出来ない素材だからこそ、着る喜びや楽しさを感じることが出来ます。デイリーユースには勿論、普段ビジネスの場では、あまりお洒落出来ない。なんて思う方も、是非フランネルスーツを取り入れて、季節感を演出してみてはいかがでしょうか。

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